今回は、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「プラチナライト8(以下; プラ8)」で、JR桜木町駅まで輪行し横浜を散策した。
横浜へは、仕事で30年程前に出かけたのが最後で、プライベートで出かけたのは40年程前になると思われる。
午後用事があったので、午後3時頃までには帰宅したかった。
それで、早朝4時半に起きて、JR川口駅6時ちょうどの京浜東北線に乗って、JR桜木町駅に到着したのは7時15分だった。
通勤・通学の混む時間帯を避けたつもりだったが、結構混んでいた。
浜松町駅を過ぎてから、ようやく座ることができた。
JR桜木町駅。

「横浜ランドマークタワー」の真向いに「帆船 日本丸」。


「汽車道」を自転車から降りて歩いた。

汽車道は、1911年(明治44年)開通の旧横浜駅と新港埠頭を結ぶ臨港線の廃線跡を利用し、レールも残した上で整備されたもののようだ。

左手には「よこはまコスモワールド」。

その後、「ハンマーヘッドクレーン」のところへ向かった。
ハンマーヘッドクレーンは、日本で最初の湾港荷役専用クレーンで、金づちに似ていることから、そう呼ばれたそうだ。

9月12日から、ノルウェーの大型帆船「スターツロード・レムクル」が横浜ハンマーヘッドに寄港していた。

大型帆船(スターツロード・レムクル)
その後、「赤レンガパーク」へ出かけた。
「赤レンガ倉庫」
ちなみに、パーク内は自転車での走行は禁止されているため、ずっと歩いた。、


「旧横浜港駅プラットホーム」

1911年(明治44年)に横浜税関内の荷扱所として使われて、1920年(大正9年)に横浜港駅となり、東京駅からの汽船連絡列車も行き来するようになっていったようだ。

その後、「像の鼻パーク」へ向かい、「像の鼻防波堤」へ。

像の鼻防波堤から見た赤レンガ倉庫。

その後、「大さん橋埠頭」へ出かけた。

ちょっと不思議な感じだった。変わった形のデッキ、足元がゆがんでいるような感じだし、波をイメージしているのか?とてもインパクトのある観光スポットである。


なお、自転車の乗り入れは禁止されているので、手前の駐輪場を利用した。
その後、「山下公園」へ(朝9時に到着)。

「赤い靴はいてた女の子」像のところから撮った「氷川丸」。

重要文化財「氷川丸」。

その後、「港の見える丘公園」方面へ。
「フランス山の風車」

井戸水をくみ上げるための風車だったようだ。
「港の見える丘公園」に到着。

そこから見える「横浜ベイブリッジ」。

「横浜イギリス館」
英国総領事公邸として建てられたようだ。

「ローズガーデン」
残念ながら、まだバラは咲いていなかった。

「大佛次郎(おさらぎ じろう)記念館」

その後、「外人墓地」の前を通り、

「山手234番館」(外国人向けの共同住宅)の前を通って、

屋根に煙突が突き抜けている独特?の洋館の「エリスマン邸」に気が付いて、立ち止まった。

ところで、この辺は「山手」なので高台にある。
高低差がかなりあり、16インチのプラ8で上り坂を走るのは、とてもしんどかった。
その後下って、「元町通り」へ。

そして、「中華街」を抜けて、JR桜木町駅へ戻った。


桜木町からは、プラ8を折りたたんで輪行袋に入れて、京浜東北線で川口へ。
この日の走行距離は、自宅から川口駅までの距離も含めて21km程だった。
今回、初めて横浜を自転車で散策してみた。
一言で、横浜は「おしゃれな街」である。
港町であることから、昔からの外国との交流による伝統的な建物を初めとする異国情緒があるし、自然の景観もとてもいい。
また、近代的な建物や施設もたくさんある。
観光するには、1日ではとても回りきれない。
また出かけたいと思った。
その時も、早起きして出かけることになるだろう(微笑)。