2023年04月20日

輪行 ひたち海浜公園〜大洗 中編

国営ひたち海浜公園(以下;海浜公園)の南口に到着し、入場料を払った。
通常は、大人450円(65歳以上は290円)であるが、春のネモフィラの見頃時期である4月8日〜5月5日の期間は、大人700円(65歳以上は460円)。

とにかく広く、東京ドーム41個分の面積があるようだ。
園内のMAPは、こちら

園内には、サイクリングコースが各エリアまで通っていて、コース内には歩行者の侵入を禁止している。逆に、歩道や各エリア内での自転車走行は一切禁止。
2023042001.jpg

また、自転車のレンタルが充実しており、4つのサイクルセンターがあって、保有台数も1,400台。
もちろん、自分の自転車を持ち込んでエリアの巡回も可能である。
その場合は、南口から入場するのが望ましいようだ。
さらに、サイクリングコースから各エリアに入る場合は、駐輪場が用意されているので、そこに駐輪する。
2023042002.jpg

南口から入場した私は、真っ先に「ネモフィラ」が咲く「みはらしエリア」へ自転車を走らせた。
たくさんの人が「みはらしの丘」に。
2023042003.jpg

感動的な景色だ。
2023042004.jpg

天国への階段を上っている?
2023042005.jpg

思わず、大好きな「Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)」の名曲「天国への階段(Stair way to Heaven)」を口ずさんでしまった。
2023042006.jpg

「みはらしの鐘」でも、鐘がない!
2023042007.jpg

頂上に到着。
2023042008.jpg

さて、頂上までの小径は一方通行で、丘を下る時も一方通行なので、下りきった位置が自転車を置いた位置とは遠く離れてしまう可能性がある。
自転車を置いた位置をしっかり覚えておかないと、駐輪位置がわからなくなってしまう。
実際、私も自分の自転車を探すのにかなり歩き時間がかかった。
2023042009.jpg

「みはらしの里」一面の菜の花と古民家。
2023042010.jpg

ネモフィラと菜の花のコラボ。
2023042011.jpg

「たまごの森フラワーガーデン」では、たくさんの品種のチューリップの花を咲かせていた。
2023042012.jpg
2023042013.jpg

観覧車。
2023042014.jpg

「プレジャーガーデンエリア」では、子供向けの遊具がいろいろあった。
2023042015.jpg

方々回って、結局園内を自転車で10km弱走り、徒歩でも12,000歩程歩いた。
かなり気温も上がっていたので、水分を十分補給しないと熱中症になりかねない陽気だった。

この後、JR勝田駅に向かって帰るか?それとも大洗方面に行ってみるか?悩んだが、思い切って大洗まで向かうことにした。
大洗駅に行けば、「鹿島臨海鉄道大洗鹿島線」も乗車体験出来る。
ということで、この続きは後編で。
posted by 還暦ポタ at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 輪行

2023年04月19日

輪行 ひたち海浜公園〜大洗 前編

今日、以前より1度は行ってみたいと思っていた「国営ひたち海浜公園(以下;海浜公園)」へ輪行旅をしてきた。
こちらが、オフィシャルサイト

今回も旅のお供は、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノープラチナライト8(以下;プラ8)」。

さて、輪行で海浜公園へのルートを時間かけて下調べした。
海浜公園へ行くには、2つのルートがある。

1つ目は、JR常磐線の「勝田駅」(水戸の1つ先)で下車して、そこから直接自転車で片道8km弱の「南口」へ。
(入口は複数あるが、自分の自転車で入る場合は「南口」を選択する)

2つ目は、JR常磐線勝田駅下車後に、「ひたちなか海浜鉄道湊線(以下;ひたちなか線)」に乗り換えて、終点の「阿字ヶ浦」で下車し、そこから片道3km弱の「南口」へ向かう。

少しでも早く入園するなら、1つ目の勝田駅から南口へ向かうのがよかろう。
でも、おそらく今回が最初で最後に乗ることになる、ひたちなか線を堪能し、更に、阿字ヶ浦の海を見に行こうと思ったら、2つ目の選択がベターと思われる。
今回は、阿字ヶ浦ルートで出かけた。

そうなると、ひたちなか線の時刻表に合わせて、常磐線との連携を考えていく必要があった。
それによって、自分が何時に起きて、家を何時に出なければならないかの逆算が出来る。
また、海浜公園の開園時間(9時30分)にも合わせる必要がある。
ただし、海浜公園側から、今日からの3日間は9時開演という案内があった。

前置きが長くなったので、話を先に進める。
予定では、今朝4時半に起きて、川口駅6時頃の京浜東北線に乗れば、常磐線やひたちなか線との連携もよく、阿字ヶ浦駅には9時11分に到着する算段だった。

ところが、眠れなかった。
結局、この時間に起き上ってしまった。
2023041902.jpg

また、いつも寝る時もはめているスマートウォッチの睡眠モニターの結果を見たら、なんとたったの1時間。
2023041901.jpg

やばいな!と思ったが、それならば、早めに出て、早めの電車に乗ろう!と気持ちを切り替えて、軽く朝食を取って家を出発した。
川口駅に着いて、プラ8を輪行袋に収めて、駅の改札を通ったら、なんだかおかしい。
「電車遅れている?」
これって、もし本来の予定通りに行動していたら、常磐線に乗れてなく全ての計画が狂ってしまうことになる。
ということは、予想外で早めに出かけたことが功を奏したことになった。

日暮里駅で4番ホームから6時34分の常磐線に乗る。
2023041903.jpg

無事にJR勝田駅に8時33分に到着し、1番ホームのひたちなか線へ。
注意する点は、ひたちなか線は「Suica」が使えない。
1番ホームに入るところでJR分を清算して、現金で切符を購入する。
2023041905.jpg

2両編成の電車が待っていた。
2023041904.jpg

乗車すると、予想以上に乗客がいた。
2023041906.jpg
どうやら、お目当ては海浜公園のようだ。

ひたちなか線は2015年に「駅名標」でグッドデザイン賞を受賞している。
2023041907.jpg

詳しくは、こちら

のどかな田園地帯を走る。
2023041908.jpg
2023041909.jpg

そして、「那珂湊(なかみなと)」駅で、後ろの車両を切り離した。
2023041910.jpg
終点の阿字ヶ浦駅までは先頭車両の1両だけで進んだ。
また、那珂湊駅を過ぎたあたりは、まるで鎌倉の江ノ電のように、民家と民家の間の狭いところを走っていく。(写真撮り損ねた)

阿字ヶ浦駅に到着した。
2023041912.jpg

鳥居があった。
2023041911.jpg
どうやら、鉄道神社になっていて、ご神体は引退した車両で、鳥居は使われなくなったレールを加工したものだそうだ。

自転車を走れるようにして、阿字ヶ浦駅を出発。
海沿いの道を走った。

阿字ヶ浦海岸。
2023041913.jpg
2023041914.jpg
そして、無事に海浜公園に到着した。
今日は疲れたので、続きは明日以降に。
posted by 還暦ポタ at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 輪行

2023年03月31日

輪行 佐原と佐倉へ(後編)

JR佐倉駅に到着した時、天気は晴れていた。
2023033101.jpg

さて、佐倉市では「佐倉ふるさと広場」で3月29日(水)〜4月23日(日)の期間、「佐倉チューリップフェスタ2023」を開催中である。

実は、今回の輪行旅は、3月27日に出かけた「見晴公園」の「風車」を見て、佐倉ふるさと広場の風車のことを思い出したのがきっかけだった。
とりあえず、佐倉チューリップフェスタをメインとして、佐倉城址公園付近も散策するにした。

途中、「高崎川」沿いの桜に目がとまった。
2023033102.jpg

遊歩道に見頃の桜。
2023033103.jpg

佐倉城址公園の近くは坂が多い。
2023033104.jpg

タイヤ16インチのプラ8では、かなりきつかった。
2023033105.jpg

「武家屋敷通り」にある「旧河原家住宅」や
2023033106.jpg

「旧但馬家住宅」を通り過ぎると
2023033107.jpg

竹林に囲まれた「ひよどり坂」。
2023033108.jpg

距離は50m程だが、とても見事で美しい竹林がいい雰囲気を出していた。
2023033109.jpg
2023033110.jpg
2023033111.jpg

「佐倉城址公園」に到着。
2023033112.jpg

広い園内に、桜がそろそろ見頃も終わりそうな状態だったが、結構人が出ていた。
2023033113.jpg

その後、「佐倉ふるさと広場」へ向かった。
佐倉ふるさと広場は、JR佐倉駅、京成佐倉駅からは少し離れたところにあり、「印旛沼」のすぐ近くに位置する。
走行した道は、こんな感じの田んぼ道や砂利道が多かった。
2023033120.jpg

佐倉ふるさと広場では、「佐倉チューリップフェスタ2023」というイベントが開催されており、多くの人で賑わっていた。
2023033114.jpg

イベント会場には、色とりどりのチューリップが咲き誇り、見る者を楽しませてくれて、フードブースでは佐倉市の地元グルメを楽しむことができた。
2023033115.jpg
2023033116.jpg

風車の隣では、「チューリップ堀取」を実施中だった。球根10本500円。
2023033117.jpg
2023033118.jpg

また、反対側には「印旛沼」。
細い散歩道かサイクリングロードがあった。
2023033119.jpg
少しだけ走ってみたが、ずっと走る時間も元気もないので、適当なところでやめた。

帰りは、佐倉から日暮里間まで京成電鉄を利用し、日暮里からはJR京浜東北線を利用した。

この日の走行距離は、27km程だった。
今回、以前より願っていた、千葉県の「佐原」と「佐倉」へに出かけることができた。
当初、それぞれを分けて別の日に輪行旅をするつもりでいた。
でも、自分が観光したい場所への巡回と電車の時刻を調べたら、1日で行けそうな気がして、とりあえず無理せずに回れるところを回ってみるつもりで出かけてみた。

最後に、久々の輪行旅で感じたことは、やはり自転車や付属品10kg程とチェーンロックやモバイルバッテリーが入ったリュックを背負って、駅構内を歩くのはしんどい。
おかげで、今日は体中筋肉痛だ(苦笑)。
小さな自転車なので、駐輪する時は柱のようなところにひっかけてロックしないと、持ってかれてしまう可能性がある。
アマゾンで今使っている物より軽い物を探してみるかな?
posted by 還暦ポタ at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 輪行

2023年03月30日

輪行 佐原と佐倉へ(前編)

今朝4時半に起きて、JR川口駅6時半頃の京浜東北線に乗り、日暮里駅、成田駅で乗り換えて「香取駅」まで出かけた。

今回は、「香取神宮」へ参拝し、佐原の「小野川沿い」の歴史的な町並みを観光。
その後、佐原駅から佐倉駅まで電車で移動し、佐倉では「佐倉城址公園」や「佐倉ふるさと広場」を観光という、2本立ての輪行旅をした。

輪行旅のお供は、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノーのプラチナライト8(以下;プラ8)」。
久々の登場である。

香取駅には、朝9時15分頃到着した。無人駅である。
2023033001.jpg

輪行袋からプラ8を取り出して、乗れる状態にして、香取神宮まで走行した。
香取駅からは4km弱なので、迷わなければ15分程で行けるはずだ。

途中、「神道山古墳群」というところで足を止めた。
2023033002.jpg

桜がとてもきれいだったのと鳥居が目に入ったからだ。
2023033003.jpg
どうやら、前方後円墳があるようだ。
山を登っていかねばならないようなので、見に行くのはパスした。

香取神宮に到着。
香取神宮は、関東地方を中心として全国にある香取神社の総本社である。
茨城県鹿嶋市の「鹿島神宮」、茨城県神栖市の「息栖神社(いきす)」をあわせて、東国三社として信仰の篤い神社であり、東国三社参りが行われている。

「総門」
2023033004.jpg

「桜門」
2023033005.jpg

「本殿」
2023033006.jpg

平日なのに、結構参拝者がそこそこ来ていた。
2023033007.jpg
2023033008.jpg

その後、「小野川沿い」方面に向かった。
小野川の少し手前で、洋風のレンガ造りの建物に気が付いて足を止めた。
2023033009.jpg
「佐原三菱館」で、三菱銀行佐原支店の旧本館の建物だ。

小野川沿いを散策した。
2023033010.jpg
2023033011.jpg

「伊能忠敬」の旧宅。
2023033012.jpg
2023033013.jpg
2023033014.jpg
伊能忠敬については、詳しい説明を省くが、江戸時代に日本の地図を作った人。
50歳で勉強を始めて56歳から日本国中を測量して地図を完成させた凄すぎる人。

「伊能忠敬記念館」
2023033015.jpg

しばらく小野川沿いを散策した。
2023033016.jpg
2023033017.jpg
佐原は、江戸時代、利根川水運の要衝として栄えたのだが、今もこのような古い町並みが残っているのは素晴らしいと思う。

その後、せっかくなので「霞ヶ浦」を見に行こうと自転車を走らせたら、なんと雨が降ってきた!
小雨だったが、もしゲリラ雷雨になったらまずいので、途中であわてて佐原駅へ引き返した。

「佐原駅」に到着。
2023033018.jpg

駅前の「伊能忠敬像」
2023033019.jpg

佐原駅で、プラ8を輪行袋に収納して、「佐倉」へ向かうことにした。
佐倉に着いてからのことは、明日以降投稿する。
posted by 還暦ポタ at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 輪行

2022年10月02日

輪行 牛久大仏と手賀沼

昨日、古い年賀状を整理していたら、ある後輩からのものに目が留まった。
住所は茨城県牛久市。
彼の家には何度か伺ったが、もう35年程前のことだ。
牛久市には、「牛久大仏」があるんだよなぁ・・・確か世界一の青銅の仏像だ。
見に行ってみるか!

ということで、今日、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「プラチナライト8(以下; プラ8)」で、JR牛久駅まで輪行した。

JR川口駅までプラ8で出かけ、輪行袋にプラ8を入れて、6時48分の京浜東北線に乗りこんだ。
さすがに、日曜日の早朝なので電車内はガラガラだった。
牛久駅には、8時20分頃到着した。
2022100201.jpg

さて、牛久駅から牛久大仏までは、9km程あり山のほうにあるので、Google Map頼りになる。
しかし、Google Mapのナビで「自転車」のルートを示してくれず、「徒歩」でのルートをたどることになった。
実は、そのせいで?結構厳しいコースを走る羽目になった。

こんな感じの道を走ったのだが、初めてのコースなので、ちょっと不安だった。
2022100202.jpg
2022100203.jpg
2022100204.jpg

でも、牛久大仏が見えたら、その不安も解消された。
2022100205.jpg

開園は9時30分からであるが、結構人が来ていて、拝観料を求める人がたくさん並んでいた。
入る前に適当に周りを走行して、少しすいたタイミングで入園した。
2022100206.jpg

中はかなり広い。
2022100207.jpg
詳しくは下記のサイト。
https://daibutu.net/index.html

牛久大仏は、「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」の大仏なので、入るところに、浄土真宗の教えを広めた「親鸞」の像があり、そこで鐘を鳴らすことから礼拝が始まるようだ。
2022100208.jpg

牛久大仏はめちゃ大きかった。
2022100209.jpg

120mはさすがである。
2022100210.jpg

コスモス畑を前にして。
2022100211.jpg

真下から見上げてみた。
2022100212.jpg

隣に「本願荘厳の庭」があり、そこの池の鯉がすぐ近くまで餌を求めて寄ってきた。
2022100213.jpg

牛久大仏の中に入ることができるが、人も多かったので、入ることは断念した。
園内はすごく広い。適当に回ってから退散した。

その後、千葉県の我孫子駅から近い「手賀沼」まで出かけるつもりでいた。
道に迷わないように、「小貝川」や「利根川」の川沿いにある道をGoogle Mapでコースを選定した上で、走行するはずだった。

ところが、既に書いたように、今回Google Mapのナビで自転車のルートを示してくれず、徒歩のルートをたどることになったことで、かなり狭い道やわかりにくい道が多く、何度か迷ってしまった。
そのせいか、予想外の道を走ることになってしまった。
今日は、10月というのに、気温は30度になった真夏日。
体力的には、結構きつかった。

そして、手賀沼につながっている「手賀川」沿いまで出ることができた。
ところが、その手賀川沿いの道は砂利道。(さいあくぅ〜泣)
2022100214.jpg

無事に手賀沼に到着した。
2022100216.jpg
2022100217.jpg

そこの公園では、子供向けの遊具も豊富でミニ鉄道も走っていて、親子で乗って楽しんでいた。
2022100220.jpg

もちろん、ボートもあるし遊覧船も出ているようだ。
2022100221.jpg

また、我孫子市での公園ふれあい事業として、寄付を受けた「かたらいベンチ」が方々に設置されていた。
2022100218.jpg

東京都の「思い出ベンチ」と同じような感じで、下記のようなメッセージが書かれたプレートが付いていた。
2022100219.jpg

その後、公園の外にあった観光案内を見たら、「志賀直哉邸跡」を見つけた。
2022100222.jpg

早速行ってみた。
2022100223.jpg

どうやら、志賀直哉は代表作の「暗夜行路」をここで執筆したようだ。
2022100224.jpg

この机で書いたのだろうか?
2022100225.jpg

その後、我孫子駅へ向かい、そこからプラ8を輪行袋に収めて、電車で帰った。
2022100226.jpg

この日の走行距離は、48km程だった。
今日は結構きつかった。
posted by 還暦ポタ at 19:37| 輪行