2024年06月13日

輪行 軽井沢〜横川 前編

私は、長野県長野市で生まれた。
両親も長野市出身であるが、私が2歳頃から両親共々埼玉県内で生活している。
そのせいもあって、毎年2回ほど長野市へ電車か車で行っていた。
しかし、両親が他界したのもあるが、もう長野へは12年程行っていない。

今日久しぶりに長野県軽井沢町へ輪行で行ってきた。
いつものタイヤ16インチの折りたたみ自転車「プラチナライト8(以下; プラ8)」がお供である。

さて、軽井沢へ行くには、「交通の難所」と呼ばれた、群馬県と長野県の境界にある「碓氷峠」を超える必要がある。
66.7パーミルという急勾配のため「アプト式鉄道」(線路の中央にノコギリ型のラックレールを置き、車両の床下には歯車をかみ合わせて走らせた方式)で攻略した時代があった。

アプト式鉄道は昭和38年まで使用されたようなので、私も幼年の頃に乗ったことがあるかもしれない。
アプト式以後は、「EF63形」という電気機関車が活躍したようだ。
この機関車については、子供の頃の写真にある。

軽井沢駅には、午前7時32分に到着した。
川口から乗り換えの時間を入れて、1時間20分程だった。
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まずは、プラ8を走れる状態にして、「旧軽井沢」を抜けて「熊野皇大神社」を目指した。
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旧軽井沢の街並みをゆっくり走っていく。
まだ朝8時前なので、どこも空いていない。
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「軽井沢聖パウロカトリック教会」
たくさんの有名人が挙式を上げたことでも有名。
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「軽井沢観光会館」洋館が素敵だ。
古いのか?と思いきや、比較的新しい感じ。
軽井沢には、こういった洋風建築が多い。
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先へ進む。
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「芭蕉句碑」
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「馬をさへ ながむる 雪の あした哉」
松尾芭蕉の「野ざらし紀行」の中の一句で、芭蕉翁150回忌に建てられたもののようだ。

「日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂」
軽井沢で最も古い教会。
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更に先へ進むと「矢ヶ崎川」のちょっと先に公衆トイレやバス停があった。
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また、よく見ると「自転車はここまで」の案内。
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ここから先は徒歩になる。
このことは事前に知っていたので、覚悟の上のはずだった・・・。
とりあえず、ここからはプラ8を押して歩くことにした。

写真ではわかりづらいが、結構な登りの急坂が長く続く。
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ずっと続く登り坂の3km程を約45分間、碓氷峠の頂上付近にある「熊野皇大神社」まで歩いた。
体中から汗が吹き出て、足はガクガクになり、かなり堪えた(泣)。

「熊野皇大神社」にやっと着いた。
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神社が隣同士。
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左の「熊野皇大神社(長野県側)」と右の「熊野神社(群馬県側)」。
一応、いずれの神社にも参拝した。

長野と群馬の県境に立ってみた。
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昔の国境を示す石碑と赤い線で県境を表している。
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熊野皇大神社の前の道は旧中山道であるが、県境よりやや群馬県寄りの、このあたりが頂上と思われる。
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ちょうど頂点付近にプラ8を置いてみた。
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雨が降ったら、青い線の群馬県側と赤い線の長野県側に雨水は分けて流れることになる。
確か、NHKの「ブラタモリ」でも紹介していたと思う。

群馬県側へもう少し先へ進むと、右に下りの細い道が見えた。
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碓氷峠を下る旧中山道だ。
その道は、自転車では無理なので、またチャンスがあったら歩いてみたい(いや、きついから無理かな?)。

その後、すぐ近くにある「旧碓氷峠見晴台」へ。
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来て良かった〜〜!
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「タゴール記念碑」
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さぁ、頂上付近まで登ってきたのだから、帰りは下るだけだ。
旧碓氷峠見晴台から登ってきた道を少し戻ると、写真では右に下る道がある。
その道を下って行けば、国道18号の旧道に出ることになる。
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この続きは「後編」へ。
後編は明日になるかも、ちょっと疲れが・・・。
posted by 還暦ポタ at 17:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 輪行

2024年05月10日

輪行 あしかがフラワーパークなど

今日、以前から出かけてみたいと思っていた、「あしかがフラワーパーク」や「足利学校」などへ輪行旅に行ってきた。
あしかがフラワーパークの公式サイトはこちら

今回も輪行旅のお供は、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「プラチナライト8(以下; プラ8)」。

あしかがフラワーパークの最寄り駅は、JR両毛線の「あしかがフラワーパーク駅」。
そこまでの路線は下記で、所要時間2時間15分程。
「川口」(京浜東北線) → 「浦和」(宇都宮線) → 「小山」(両毛線) → 「あしかがフラワーパーク駅」
小山までは電車も空いていたのだが、小山からの両毛線で通学時間に乗ってしまったため、車内は学生ばかりで混んでいた。
あしかがフラワーパーク駅には、朝7時52分に到着した。
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とりあえず、プラ8を輪行袋から出して走れる状態にして、あしかがフラワーパークの正門口までプラ8で行き、駐輪場に止めた。
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あしかがフラワーパークの入場料は500円〜2,200円で、当日の朝に決定されるようだ。
今日の入園料は1,700円だった。
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ちょっと高いなぁ〜と思いながらも支払った。
また、営業時間も時期によって変わるようで、今日は午前8時〜午後8時30分だった。

入ったら、「バラ」が歓迎してくれた。
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また、黄色い「きばな藤」がところどころでアピールしていた。
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よくTVなどで取り上げられる「大藤」「大長藤」「八重藤」などは、見頃は終わっており、わずかに垂れ下がっているという状態だった。
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近くを歩いている人の会話だが、「見頃の時は人だかりがすごくて、ゆっくり鑑賞出来ない。今日は空いていて自由に歩き回れて良かった」と聞こえた。

「白藤」の方は、まだなんとか見ることが出来た。
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「ツツジ」も見頃は過ぎているだろうが、まだ元気に咲いていた。
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主役は「バラ」だった。
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今月になって、いろいろな場所でバラを見てきたが、ここのバラが見頃で一番良かった。
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パーク内を隅々まで回ってみたが、それほど広い感じではなかったので、2周りした(微笑)。

その後、プラ8で足利市内へ走らせた。
まずは、「JR足利駅」へ行ってみた。
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駅の入口横に「足利の水道水」と称して水飲み場があったのだが、水は出なかった(泣)
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その後、「織姫神社」へ向かった。
織姫神社は、縁結びの神社として親しまれており、7つの御神徳があり、恋人の聖地としても注目されて、デートスポットとして有名になっているようだ。
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御神徳
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本殿
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恋人の聖地の「愛の鐘」
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高台にあるので、足利市街、渡良瀬川、富士山も遠くに見えた。
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その後、鑁阿寺(ばんなじ)へ向かった。
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鑁阿寺は真言宗寺院であるが、足利氏の宅跡として重要文化財になっている。

本堂
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「大銀杏」と後ろに「多宝塔」
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その後、「足利学校跡」へ。
ご存知のように、足利学校は日本で最も古い学校として知られており、宣教師のフランシスコ・ザビエルが訪れたと言われている。
「入徳門」を入った右手に駐輪場があった。
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入場料は480円で、支払うと「足利学校入学証」を渡された。
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さぁ、入学証があるから学校に入るぞ!
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入校したら、左手には「旧足利学校遺蹟図書館」。
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その建物の中に入ったら、足利ゆかりの郷土資料などが展示されていた。

こちらは、主屋で「方丈」「庫裡」「書院」を玄関と廊下でつないだ建物。
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縁側に座って「北庭園」を眺めていたら、いい天気なので心地よくてウトウトしそうだった。
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帰りは「足利市駅」から東武伊勢崎線で「久喜駅」まで行き、久喜からはJR宇都宮線を利用した。
この日の走行距離は15km程で、歩いた距離は8.6km程だった。
駅構内でプラ8を担ぎながらの乗り換え移動が結構疲れた。
posted by 還暦ポタ at 18:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 輪行

2024年04月26日

輪行 黒山三滝、五大尊つつじ公園

今日、以前から出かけてみたいと思っていた、埼玉県入間郡越生町(おごせまち)の「黒山三滝」へ輪行旅に行ってきた。
黒山三滝については、「越生観光ナビ」で紹介されている。

今回の輪行旅のお供は、いつものタイヤ16インチの折りたたみ自転車「プラチナライト8(以下; プラ8)」。

黒山三滝の最寄り駅は東武越生線の越生駅で、「川口」からだと、京浜東北線で「南浦和」まで行き、武蔵野線に乗り換えて「北朝霞」で下車後、一旦駅の外に出て歩いてすぐ近くの「朝霞台」から東武東上線に乗り換えて「坂戸」まで行く。
そして、坂戸から東武越生線に乗り換えて「越生駅」で下車。
所要時間1時間40分程だった。
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越生駅から黒山三滝の駐輪場まで8.5km程であるが、長く続く登り坂をプラ8で走行した。
黒山三滝の入口に到着。
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少し先の駐輪場にプラ8を駐輪した。
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そこから滝までは徒歩で15分程かかるようだ。
途中で、「森の中のカフェテラス」のところに「赤いハートマークのオブジェ」を見かけた。
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更に歩いていくと、「迎え滝」という小さな滝が流れていた。
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どんどん奥へ歩いていくと、秘境を感じさせる穴場的な風景に変わっていく。
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そして、第1の滝「天狗滝」の案内板。
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橋を渡って滝の方へ歩いていくのだが、足元に気をつけて歩いていかないと、滑って転んでしまいそうな感じで、足に自信がない方には無理そうだった。
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奥の上の方から流れるのが天狗滝のようだ。
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橋のところまで戻り、「男滝」と「女滝」まで進んだ。
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男滝。
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女滝。
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男滝と女滝。
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こちらは動画(解像度は下げています)


その後、駐輪場まで歩いて戻り、プラ8で「五大尊つつじ公園」へ向かった。
五大尊つつじ公園は、越生駅から1.5km程のところにあるので、駅から徒歩でも行ける。
入園料は300円だった。自転車は駐輪場に止めた。

「五大尊堂」までは、きつい登り坂を歩いた。
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後ろを振り返ると、高いところまで登ったのがわかる。
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300年以上生きている山ツツジが咲いていた。
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本堂に到着して参拝。
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その後、ツツジがたくさん咲いているところへ向かった。
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急勾配の山の斜面に色とりどりで、私の想定を超える数のツツジが咲いていた。
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圧巻だった。
今まで、どこかのスポットで見かけた、ツヅジとは別格だった。
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どうやら、12種類約1万株のツツジが植えられているそうだ。
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その後、越生駅に戻り、プラ8を輪行袋に収めて、電車で東武東上線の「志木」へ向かった。
志木駅で下車後、またプラ8を走れる状態にして、高校時代からの友人Eさんのところへ出かけた。

友人Eさんのところからは、プラ8で帰宅した。
この帰りの20kmはちょっと堪えた(泣)

途中、新河岸川で、たくさんの「鯉のぼり」を見かけた。
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この日の走行距離は、42km程だった。
また、歩いた距離は、9km程だった。
今日は、ちょっとハードだったが、満足の輪行旅だった。
posted by 還暦ポタ at 18:39| Comment(7) | TrackBack(0) | 輪行

2024年04月16日

輪行 国営昭和記念公園

昨日会った知人が、「国営昭和記念公園(以下;昭和公園)」へ先週出かけて、桜やチューリップなどが見頃でとても良かったとのこと。
「ウェザーニュース」を見ると、「散りはじめ」となっている。
まだ行けそうかな?
更に、インスタグラムを見ていたら、ネモフィラもいい感じになっているようだ。

調べてみたら、私の家から昭和公園まで自転車で出かけると、片道45km程あり往復で90kmとして、園内を散策したら、軽く100kmを超えてしまう。
頑張れば行けるだろうが、西方面の都内の交通量の多い一般道を走る場合は、結構覚悟がいるので、かなり気を使うことになる。結局、ただ疲れるだけだ。
それでは楽しめない。

そこで、今年はまだ「輪行」をしていないし、久しぶりにタイヤ16インチの折りたたみ自転車「プラチナライト8(以下; プラ8)」を活躍させることにした。

昭和公園への最寄り駅は「立川」「西立川」「東中神」あたり。
「川口」から向かうには、JR京浜東北線で「南浦和」まで行き、武蔵野線に乗り換えて「西国分寺」へ行き、更に中央線に乗り換えて「立川」までで約1時間かかる。
乗り換えが多いと、輪行袋に収めたプラ8を抱えて駅構内を歩くのはきつい。

そこで、西国分寺駅から昭和公園までは片道7km程なので、電車利用は西国分寺駅までにして、西国分寺駅からは、プラ8で昭和公園まで向かうことにした。
この界隈へ出かけるのは40年振りなので、街並みの風景も楽しみたい。

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昭和公園の「立川口」に到着。
自転車の入口はこちらで、
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歩きの場合は、こちら。
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入園料は、大人450円で65歳以上は210円。
東京ドーム約39個分の広さがあるようなので、隅々まで回ったらかなりの距離になるだろう。

歩道と自転車道が完全に分離しており、歩道には自転車は入れず、自転車道には人が歩くことが出来ないようにしている。
これは、去年出かけた「ひたち海浜公園」と同じだ。

自転車道には標識があるので、地図がある人にはわかりやすい。
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私は、当初何も手元になかったので、その場所には何があるのか?わからないまま適当に走っていた。

各スポットへ行くには、駐輪場に自転車を置いて歩いて行くことになる。
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でも、駐輪場からは案内板に表記しているスポットが見えないし、駐輪場からは結構歩いて行かないとその場所がどういうところなのかがわからない。
歩いていくと、「ああ、ここはこういうところか!」といった感じで知ることになる。

桜の方は、半分ほど散っており、葉桜に近い状態だった。
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「みんなの原っぱ」の場所で「大ケヤキ」
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「日本庭園」ここでMAPをゲット出来た。
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枝垂れ桜が目立っていた。
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「渓流広場」でたくさんのチューリップ。
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今日一番人が多かった場所だ。
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「こもれびの里」には古民家。
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奥へ行くと「花の丘」にネモフィラ。
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でも、見頃ではなく咲き始めという感じ。
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やはりネモフィラは4月末から5月上旬あたりが見頃と思われる。

そこへ「パークトレイン」がやってきた。
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その後、方々を回ってから退園した。
帰りも、西国分寺駅まで自転車で行き、そこからJR武蔵野線に乗るつもりだった。

プラ8を輪行袋に入れて、駅に入ろうと思ったら、なんと「Suica」が見当たらない!
隅々まで探したが見つからなかった。
午前中、改札でSuicaを使っている時に電話があった。
おそらく会話している間に落としたものと思われる。

落とし物として届けがあるかを調べてもらったが、なかった。
Suicaの場合、拾って使われてしまう可能性があるようだ。
1万円以上入っているので、機能を止めてもらった。
再発行して復活させるには、カードの料金と手数料で1,020円かかるとのこと。
明日以降に、みどりの窓口へ行って、手続きをすることになった。
トホホ(大泣)
この日の走行距離は、31km程だった。
posted by 還暦ポタ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 輪行

2023年09月25日

輪行 渋沢栄一ゆかりの地巡り

今日、埼玉県深谷市まで輪行旅をしてきた。
旅のお供は、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノープラチナライト8(以下;プラ8)」。
久しぶりの登場である。

深谷市は、「渋沢栄一」の生誕地である。
川口駅から京浜東北線で浦和駅まで行き、浦和駅からは高崎線に乗って、深谷駅には8時45分頃到着した。
東海道線のどこかの踏切でのトラブルがあり、10分程遅れての到着だった。
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以前から、見たかった深谷駅舎。
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深谷市は「レンガの街」である。
東京駅が深谷市産のレンガを大量に用いている縁から、レンガの街をアピールする意味も込めて、深谷駅は1996年に東京駅を模したデザインへと改築された。
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輪行袋からプラ8を出して、組み立てて、まずは「七ツ梅酒造跡」へ向かった。
七ツ梅酒造は、「田中藤左衛門」が創業し、300年以上続いた歴史ある酒造の跡地である。
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中に入ったら、独特のレトロな雰囲気で、最初に「深谷シネマ」に目が止まった。
酒造を改装してできた映画館で、現在も営業している様子。
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他にも、レンガ作り体験などが出来る店もあった。
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その後、「日本煉瓦製造 旧事務所」へ走らせた。
途中、「唐沢川」沿いを少し走ったのだが、沿道に「キバナコスモス」がたくさん咲いていて、まるで歓迎してくれているようだった。
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そして、日本煉瓦製造の近くでは、「あかね通り」を走った。
車やオートバイは進入禁止である。
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日本煉瓦製造 旧事務所に到着したが、なんと休館だった。
あちゃ〜〜!(泣)月曜日は休館なのか?
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後で、他の場所で聞いたところ、最近は土日以外休館にしているとのこと。
今回出かけたコースでは、この場所だけが離れたところにあるので、ちょっと残念だった。

気を取り直して、次に「渋沢栄一記念館」へ出かけた。
途中、一面の田んぼを何度も見かけた。
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また、深谷といったら「ネギ」である。生産量は日本一である。
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渋沢栄一記念館に到着。
入館料は無料である。
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ここでは、渋沢栄一ゆかりの遺墨や資料や写真などが展示されており、渋沢栄一アンドロイドから講義を受けることが出来る。
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私が入館した時は、ガラガラで講義を受けることも出来たが、次が30分後になるとのことでパスした。
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その後、「旧渋沢邸(中の家 なかんち)」へ向かった。
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渋沢栄一が帰郷した際に滞在し、寝泊まりした場所である。
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渋沢栄一が寝泊まりした部屋。
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ここでも、渋沢栄一アンドロイドがいた。
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その後、「尾高惇忠生家」へ向かった。
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尾高惇忠は渋沢栄一の従兄であり、学問の師だった。
そして、その妹の「千代」は渋沢栄一の妻である。
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惇忠や栄一らが高崎城を乗っ取り・横浜外国商館焼き討ちしようと謀議した2階の部屋。
大河ドラマ「青天を衝け」のワンシーンを思い出した。
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その後、「誠之堂」と「清風亭」へ出かけた。
誠之堂は、渋沢栄一が初代頭取を務めた第一銀行の行員たちの出資により建築された。
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清風亭は、大正15年に当時第一銀行の頭取だった「佐々木勇之助」の古希を記念して建設された。
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その後、「岡部駅」を目指した。途中「中宿歴史公園」に立ち寄った。
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飛鳥時代の倉庫群の遺跡に整備された公園で、高床式倉庫が復元されている。
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また、池には1400年から3000年程前のハスの一種とされている「原始蓮」が一面に自生していた。
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岡部駅には、11時55分頃到着した。
岡部駅の近くには食事処が全くなかった。
電車の時刻表を見たら、12時16分の上りがあったので、急いでプラ8を輪行袋に収めた。
そして、川口駅には午後1時40分頃到着した。
プラ8を組み立てて、その後、レストラン「ガスト」へ向かった。
昨日、「すかいらーく」から「株主優待券(食事券)」が届いたからである。
ガストでゆっくり昼食を取ってから帰宅した。

この日の走行距離は、22km程だった。
朝、出発した際は、ちょっと寒く感じたが、徐々に気温も上がり、岡部駅に到着した時は、すごく暑かった。
でも、全体的に暑すぎず涼しい感じでポタリングすることが出来た。
何より、一面に続く田んぼや、のどかな川沿いの景色を楽しみながら走るのは、とても快適で心も洗われるような感覚だった。
また、渋沢栄一ゆかりの場所を回ることで、改めて渋沢栄一の偉大さも感じ取れた。
とても価値のある輪行旅だった。
posted by 還暦ポタ at 18:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 輪行