2020年03月30日

下町小僧

新型コロナウィルスが猛威を振るっており、世界的に感染者も増加している。
自分が感染しない、人に感染させないためにも、不要不急の外出は自粛せねばならない。
当然しばらくはポタリングも遠慮している。
さて、暇なので本を整理していたら、下記のような本が見つかった。

「下町小僧」 なぎら健壱 著
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「筑摩書房」発行のちょっと古い本(私の所有の本は1994年2月発行版)だ。

内容は、昭和30年代の東京の下町で、なぎら健壱さんが子供の頃に体験した遊びや多くの出来事を書き綴ったものだ。
なぎら健壱さんは1952年4月生まれのようなので、私より5歳年上であるが、書かれている内容を改めて読むと、懐かしいことばかりだ。

中でも子供の頃遊んだ、「メンコ」「ベーゴマ」「銀玉鉄砲」「2B弾(後にクラッカー)」や、「カタ屋」のことなど、かなり詳しい解説書のように描写されている。
若い方には、「なんだそりゃ?」と思われるだろうが、50〜60歳台の人達にとっては、「ウン!ウン!そういうのあった!」となる。

たとえば、「カタ屋」の話では、
半年から1年に1度の割で、カタ屋のオジさんは現れる。
カタ屋という名前は、ところによってネンド屋とも呼ばれていた。
素焼の「め型」に、粘土を入れ、それをうまく取り出すと、薄肉のレリーフが出来上がる。
それに綿棒のような、爪楊枝の先にガーゼが巻いてある物で、色と呼ばれる粉を塗る。

作品が出来上がると、それをオジさんのところへ持って行く。
オジさんは、それを検分すると、その作品に見合う点数をくれる。
10円の小遣いから5円で型を買い、残りの5円で粘土を買うと、色を買うことが出来ず、色無しの貧相なものしか出来なかった。
それでも、5日目ぐらいになると、結構点数もたまってくる。
6日目、オジさんはまるで神隠しに遭ったように現れなくなる。

そして、忘れた頃にオジさんは何処からともなく、風の又三郎のように現れる。
点数を貯めておいた子供が、オジさんに提示して、「これで粘土頂戴」とやる。
するとオジさんは、「この点数は、他のカタ屋のもんだな」と、平然と言ってのける。
なるほど、そう言われてみると、違う人のようにも見える。
結局、また粘土を買う羽目になる。
そして、また点数がたまった頃になると、オジさんは神隠しに遭う。


他にも、たくさんの逸話が書かれている。
さて、もう一度じっくり読むとしよう。

ところで、ドリフターズの「志村けん」さんが、お亡くなりになったことを今朝のニュースで知って驚いた。
心からの御冥福をお祈りします。
posted by 還暦ポタ at 14:12| 情報

2020年03月14日

全国の桜開花マップ

なんと、今雪が降っている!
でも、日に日に暖かくなってきて、春が近づいているのは間違いない。
桜も来週あたりから見頃を迎えそうな気配だ。

写真は、去年の「緑のヘルシーロード」沿い
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そこで、全国の桜開花情報を確認出来るサイトで、それを参考に出かけようと思う。

全国の桜開花マップ
https://weathernews.jp/s/sakura/

東京の桜 お花見情報
https://weathernews.jp/s/sakura/area/tokyo.html?fm=search_area

今日現在では、つぼみ状態のところが多いようだ。
posted by 還暦ポタ at 15:21| 情報

2020年03月13日

タモリのTOKYO坂道美学入門

このところ、ポタリングしようと思った時に限って、天候に恵まれず断念した。
また、新型コロナのことで行動に自粛する気持ちが働き、どうしても積極的になりにくい。

そんな時に、以前から気になっていた本に目がとまり、思わず購入した。
「タモリのTOKYO坂道美学入門」だ。
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この本では、「日本坂道学会副会長(会員は2名)」のタモリさん自身が東京都内の坂道を歩いて撮影し、それらの名前の由来や周辺にある旧跡やなどを紹介している。
「ブラタモリ」でも、「坂道、高低差」といったワードが頻繁に出てくる程、好んでいる様がみられる。

タモリさんの坂道の鑑賞ポイントは下記の4つ。
(1) 勾配の具合
(2) 湾曲の仕方
(3) まわりに江戸の風情を醸し出すものがある
(4 ) 名前に由来、由緒がある

思わず、納得!

ところどころに、その坂のエピソードやタモリさんの雑学を楽しめるので、本を片手に出かけたくなる。
2004年初版で、2011年に改訂版が出版された、ちょっと古い本なので、本の内容と今現在の風景とでは変化しているところも多々あるだろう。
でも、それはそれで変化がわかるので良しとしたい。
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改訂版は品切れで、入荷に少し日数がかかるようだったので、私は改訂前の物をAmazonで購入した。
自転車でのポタリングや散歩のお供にいいと思われる。
posted by 還暦ポタ at 14:04| 情報

2020年02月09日

表参道へ行かねば

先月、何の気なしに下記のニュースを見かけた。

表参道「ポール・スチュアート青山店」が閉店
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-00000050-minkei-l13

2月11日閉店ということなので、近いうちに出かけよう・・・と思っていた。
洋服でも買うのか?と思われそうだが、実はその店の外観には特別なものがあるのだ。
それは「石垣」である。

「表参道」は「明治神宮」の参道である。
表参道は、山を削って作られた道なので、両端の土が崩れ落ちないように石垣が作られたらしい。
そして、当時の石垣が今現在も残っているところが「ポール・スチュアート青山店」である。
下記のサイトで詳しくわかる。
「おもてサンド」

加えて、「原宿駅」が解体されてしまうので、その前に見ておきたい!
「原宿駅舎 五輪後に解体へ 一部は跡地に再現」

下は2017年8月に出かけた時の写真
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ところで、表参道から思い出す、私が好きなドラマと言えば、「Beautiful Life (ビューティフルライフ)」(全11話)だ。


「腕はあるが人気のない美容師(沖島柊二)と、難病に侵され車椅子での生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書(町田杏子)のラブストーリー」
主演は木村拓哉と常盤貴子で、平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%の大ヒット作。
最終話を見た時は、涙ボロボロになった。

YouTubeでビューティフルライフを検索

ということで、そのドラマのロケ地も、ちょこっと確認出来ればと思う。

・・・って書いてきたけど、今度いつポタリングできるんだろう?
今日はダメだし(泣)。
近いうちに必ず!
posted by 還暦ポタ at 12:59| 情報

2020年02月06日

さりげなくインスタ

先月末から、インスタグラムを始めた。
登録は簡単で、操作も「LINE」をやれる方なら出来ると思われる。

注意する点は、芸能人などの有名人のように、名前を売る目的の一つとしてやるのもいいが、一般人の場合、個人情報をオープンにすることはリスクを伴うので、ニックネームとかお好きな名前で登録した方がいいと私は思う。
また、個人が特定出来る顔写真や自宅の所在地がわかってしまう写真も避けた方がいいと思う。
もし、顔写真を投稿する場合は、顔にモザイクやボカシを入れておくと安心だ。

ちなみに、当方は「kanrekipota」(還暦ポタ)で登録した。
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インスタグラムは、お気に入りの人達の写真を見るだけでも楽しいし、多くの情報も収集出来る。
もちろん、自分が撮影した写真を、アップするのもいい!
もし、自分が投稿した写真に「いいね!」が付いたり、ちょっと褒められたりしたら、うれしいものだと思う。
お遊びなので、スマホを持っているなら、やらない手はないと思う(微笑)。

下記のサイトが、登録や使い方で参考になると思われる。
初めての「インスタグラム」超入門
posted by 還暦ポタ at 10:10| 情報