2025年02月24日

ロードにリング錠

クロスバイクやロードバイクの持ち主は、「チェーンロック」や「ワイヤーロック」を使っている人が多いだろう。
ワイヤーが太くて頑丈で、更にワイヤーが長ければ、木やポールなどに巻き付けてロックすれば防犯性が高くなる。
駐輪する時間が長いならば、適した方法かもしれない。

でも、ロックするのに手間がかかるため、公園などでのトイレ休憩やコンビニで買物などの短時間の際は、すごく面倒に感じる。

そんなことから、今メインで乗っているクロスバイクには、2019年3月にリング錠(サークル錠)を取り付けた。
プッシュボタン式のキーレスなのが簡単だ。
6年程、これを使っているが、すごく重宝している。
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「GORIN製 Vブレーキ用リング錠BLACK GR-523」

また、昨日シェアサイクリングの「Hello Cycling」を経験したことを当ブログに投稿した。
その際に乗った自転車の鍵もリング錠で、ロックの施錠や解錠が簡単で便利だと感じた。

そこで、ロードバイクにもリング錠を取り付けられないかを調べてみた。
注意点は、私のロードバイクが「キャリパーブレーキ」搭載なので、取り付けられるリング錠が限られている。

結局、下記の物をアマゾンで購入した。
実測の重さは361gだった。ちょっと重いか?
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「ニッコー(NIKKO) 自転車 リング錠 [NC172]」

取り付ける前の状態は下記。
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下記の赤丸付近にリング錠と固定板で挟んでボルトとビスで固定するだけなので簡単だろう。
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早速、取り付けることにした。
簡単だった。
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後ろから見るとこんな感じ。
ブレーキの下に隠れるので目立たない。
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注意する点は、リング錠がタイヤに触れない位置を確認して固定する点だろう。
自転車によっては、取り付けが出来ないようだ。
先の赤丸部分の幅が広すぎるたり、狭すぎると、固定版とリング錠が固定できない。
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2本のボルトの幅が2cmmなので、青い矢印部分の隙間はそれ以上必要。
また、固定版の幅が7.5cmなので、オレンジの矢印部分の幅は5〜7.5cm程が適用範囲だろう。
もし購入を検討されているなら、自分の自転車の上の部分の幅を測定されるのをおすすめする。

操作方法は、施錠時と解除時にはキーを刺して回してレバーを引くだけ。
すごく簡単だ。
明後日から気温も上がるようなので、このリング錠を付けたロードバイクで出かけようと思う。

ところで、この記事のタイトル見たら、映画「ロード・オブ・ザ・リング」を思い出してしまった(笑)
posted by 還暦ポタ at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 改造

2025年02月01日

クロスに前カゴ 改良

昨日、クロスバイクに前カゴを付けたことを当ブログに投稿した。
その後、軽く近場を走ってみた。
また、近くのスーパーへ買物に出かけて、買った物を前カゴに載せて走ってみた。
その結果、2つ課題が見つかった。

(1)重量がハンドルに集中したことで、少しハンドルがとられる感じがある。
(2)駐輪時、カゴの重みでハンドルが回転して不安定になる(倒れやすくなる)。

また、下記のようなことも合わせて考えた。
ポタリングの帰りに買物の予定がある場合は、「カゴ付き」で出かける。
ポタリングの帰りに買物の予定がない場合は、「カゴなし」で出かける。

カゴの取り外しが簡単に出来れば、上の件は解決する。
昨日、LINEのグループトークしている仲間達からのアドバイスで、「外せる結束バンド」がダイソーなどで販売されていることを確認。
また、他に何か良さそう商品に出会えるかもしれないので、駅の周辺の100円ショップを巡ってきた。

結局、下記の製品をダイソーで購入した。
「繰り返し使える結束バンド」110円(税込)
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「水切りカゴ」330円(税込) 
サイズは、横38.7cm×奥行22.2cm×高さ11cm 重さ233g
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昨日取り付けた「黒いカゴ」より、持った瞬間「軽い!」と感じた。
このカゴは、黒いカゴを購入したダイソーでは販売されていなかった。
逆に、黒いカゴは、今日出かけたダイソーでは販売されていない。
在庫の関係等で店によって、置いてある商品が異なる場合があるのだろうか?
こういう物は、爆発的に売れるような商品ではないせいもあると思われる。

比べてみた。
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今日購入した物の方は、奥行きが4cm程、高さが1cm小ぶりである。
重量が229g(462g-233g)も軽い。
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フロントキャリアだけの状態で出かけて、急な買物が発生した場合のために、前回ダイソーで購入した「鉢底ネット」をキャリアの天板に敷いてみた。
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鉢底ネットの網の穴に通る、細い結束バンドが手持ちにあったので、それで天板に固定した。
買物の予定がない場合は、この状態でポタリングに出かけるつもり。
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次に、カゴを載せるのだが、簡単に外せるように、今日購入した「繰り返し使える結束バンド」で固定した。
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固定は、赤丸の4箇所。
これだけでも、グラつかずしっかり固定できたが、不安ならあと2本程加えてもいいかも。
ポタリング時に、予備に数本携帯するつもりだ。
固定した場所の変更が、簡単に外せて、また固定できるのは便利だ。
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運転位置からの状態。
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昨日の黒いカゴの時は、フロントキャリア(548g)+カゴ(462g)=1,010g
今日購入したカゴでは、フロントキャリア(548g)+カゴ(233g)=781g

軽くなったことで、カゴが付いた状態でも、冒頭で述べた2つの課題はほぼクリア出来た。
また、不採用にした黒いカゴは、家の生活の中で利用出来ると思うので無駄ではない。
100円ショップでの買物は、失敗しても大事にならないのがいい。
今回、結束バンドの便利さをすごく感じた。
最強の脇役の製品だと思う。
posted by 還暦ポタ at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 改造

2025年01月31日

クロスバイクに前カゴは?

明日から2月。まだしばらくは寒い日が続く。
明後日は東京でも雪が降る可能性があるとの天気予報。
最近は、20インチの前カゴ付きの折りたたみ自転車で、近くのスーパーなどへ買い物に出かける時ぐらいしか乗っていない。

さて、一昨日「無印良品」へ行く機会があり、店内を回っていたら、下記の製品に目が止まった。
商品名は「ワイヤーバスケット2」という物で、大きさは、横37cm×奥行26cm×高さ8cmで、重さは550g。
値段は、1,490円(税込)。
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調べてみたら、アマゾンでも販売されている。
「無印良品 ステンレスワイヤーバスケット2」

高さが12cmの物もあったが、重さは660gとなる。

これを見て、今乗っているクロスバイクに前カゴ付けてみたらどうか?と、ふと考えた。
ポタリングの帰りに買い物に出かけることが結構ある。
でも、カゴがないので、リュックに買った物を入れるには制限がある。
そこで、クロスバイクに前カゴを付けるにはどうしたらいいかを調べてみた。

たくさんのメーカーから多くの製品が販売されているが、「フロントキャリア(前カゴを載せる土台)」の上に「前カゴ」を取り付けるパターンが多い。
ハンドルに引っ掛けるだけの物もあるが、取り付けやすい分、外れやすそうだし、ハンドルだけに取り付けるのはスポーツバイクでは、不向きな気がするのでパス。

私が今回購入したフロントキャリア(5,984円)は下記。
「アデプト ボルケーノ ミッド ラック マットブラック」
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カゴを載せる天板部分のサイズは、横24cm×縦17.5cm、商品説明では重さ520g。
取り付け金具、ボルトなどを含めると実測で548gだった。

アデプトでは、色違いなど多く販売しており、結構人気があるようだ。
通常タイプは、横34cm×縦24cm、重さ570gなので、私が購入したものは一回り小さい。

取り付ける前の状態。
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レンチなどの工具があれば、比較的簡単に取り付けできる。
注意点として、自転車のフォークに取り付ける「フォークセンターブランケット」の曲がり角度が強いため、そのままでは天板が少し斜めに付いてしまう。
そこで、フォークセンターブランケットの曲げ角度をなだらかにしたところ、いい感じになった。
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天板を支える足となる「キャリアレッグ」は自転車側の「ダボ穴」に止める。
取り付けのために「スペーサー」なども用意されていたので、全く問題なく付けることが出来た。
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取り付け完了。
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このままでもスーパーなどで購入した物を載せて、「カゴネット」で留めれば問題なさそうだ。
実際に載せてみた。
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商品が届く前に「ダイソー」で購入した「鉢底ネット」をフロントキャリアに合わせてカットして敷くのもいいかも。
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ダイソーで買った他の物は、「ワイヤーバスケット」330円(税込) 
サイズは、横37cm×奥行26cm×高さ12cmで重さは462g
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その他、各110円(税込)。
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使わない物もあるかもしれないが用意した。

いろいろ考えた末、やはりカゴを付けることにした。
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また、結束バンドで固定した。
しっかり固定出来てグラつくこともなく、カゴを外したい場合は結束バンドをカットすれば簡単というメリットがある。
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フロントキャリア(548g)とカゴ(462g)で、1,010g重くなった。
外見がママチャリっぽくなった(微笑)
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ハンドル部分に約1kgの重量が加わったことで、走行時にハンドルが取られるかもしれない。
まして、荷物を載せた場合は更に重量が加わるので、果たしてどうか?
また、フロントが重くなったため、駐輪時には不安定で倒れやすくなると思われる。
そのあたりにも注意が必要だろう。
まぁ、問題があるようなら、カゴだけ外すという選択肢もある。
posted by 還暦ポタ at 14:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 改造

2024年11月11日

ブルホーン化する上での注意点

前回、ロードバイクを再度ブルホーン化したことを投稿したが、それに対してコメントで質問を頂いたので、ここでブルホーン化する上での注意点をまとめておこうと思う。

まず、ブルホーン化するにあたって購入しなければならない物がある。
(1) ブルホーンハンドル 2,000円〜
(2) バーテープ 500円〜
(3) ステム(購入するブルホーンハンドルによって必要) 1,600円〜
(3) ステムスペーサー(購入するブルホーンハンドルによって必要) 700円〜

次に、ブルホーン化する自転車が、「ロードバイク」か「クロスバイク」によって気をつけねばならないことがある。
全てではないだろうが、一般的なロードバイクとクロスバイクでは、「クランプ径」(ハンドルの中央部分)と「にぎり径」(ハンドルの両端部分)の直径が異なる。

ロードバイク クランプ径31.8mm にぎり径23.8mm
クロスバイク クランプ径25.4mm にぎり径22.2mm

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たとえば、クロスバイクのブルホーン化で、にぎり径23.8mmのハンドルを購入してしまうと、シフターやブレーキを取り付け出来なくなる。
また、自分の自転車のステムの径が31.8mmなのに、クランプ径25.4mmのハンドルを購入した場合は、ステムの交換かステムスペーサーが必要になる。

詳しくは下記の投稿を参照。
「クロスバイクをブルホーン化」

<ロードバイクをブルホーン化する場合>
ブルホーンハンドルに、一般的なロードバイクに付いている「STI」(ブレーキレバーとシフトレバーが一体化された装置)を取り付ける場合、ハンドルとブレーキレバー間のクリアランスをどのように確保するかが最大のポイントになる。

何も工夫をせずに、普通に取り付けてしまうと、ハンドルとブレーキレバーの間が狭く、まともにブレーキを引くことが出来ない。
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そのため、購入するハンドルは、先端の曲がり角度が強い製品を選ぶことが大事である。
(TNI/ティーエヌアイ) (自転車用ハンドル)T.T (タイムトライアル) バー

また、ハンドルバーとSTIの隙間に「樹脂粘土」を詰めたり
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「ステムスペーサー」をかませてみることで、クリアランスを確保出来る。
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更に、STIから出てくるケーブルの向きが無理な角度になるため、ギヤ変速やブレーキの効きが悪くなる。
そこで、クロスバイクのVブレーキに使われている「フレキシブルタイプのガイドパイプ」を利用することで、極端に曲がるのを軽減できる。
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しなやかに曲がる国産の「ニッセンのブレーキケーブル」に交換するのも良き。
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<クロスバイクをブルホーン化する場合>

クロスバイクはストレートハンドルなので、にぎり径22.2mmで出来ればクランプ径25.4mmのブルホーンハンドルを購入して、ハンドルだけを交換するだけで、簡単にブルホーン化が完成する。
あとは、お好みでシフターやブレーキの配置を変えたり、下記のような工夫をするのもいいと思われる(微笑)。
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「ブルホーン化クロスの変速機」

<ブルホーン化のメリット>
(1) ドロップハンドルと比べると、ギヤ変速やブレーキ操作が楽になる。
(2) ハンドルを握る位置を手前でも奥でも置けるので、姿勢を変えられる。
(3) クロスバイクでは、ストレートバーでハンドルを握ると、両手の手の甲が上になる状態(鉄棒を握っている状態)なので、腕を90度回転させてハンドルを握っていることになる。長時間そのままだと腕の筋に負担がかかる。
でも、ブルホーンにすると、握手する状態(親指が上)でハンドルを握るので、腕が自然で楽になる。
(4) 少ない費用で、ブルホーン化することが出来る。また、元の状態に戻すのも容易。
(5) ブルホーン化している人が少ないのは魅力。
(6) 試行錯誤して改造する楽しみがある(微笑)。

ちなみに、私のクロスバイクとロードバイクは、ブルホーンにしてしまった(微笑)
posted by 還暦ポタ at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 改造

2024年11月10日

ロードを再度ブルホーン化、完成

ロードバイクのブルホーン化の作業を進めていく。
「ブルホーン+STI」を組む場合は、ハンドルとブレーキレバー間のクリアランスをどのように確保するかが最大のポイントになる。

前回の時は、過去の投稿のように「樹脂粘土」をうまく活用した。
「別のブルホーンハンドルに交換終了」

今回は、クリアランスを確保するために、使っていないハンドルの「ステムスペーサー」をかませてみた。
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ステムスペーサーとハンドルの間の隙間が出たので、握った時の手の当たりを和らげるために樹脂粘土を入れて整形した。
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また、STIの種類によっては、レバーの振り幅を調整(リーチ調整)が出来るようだ。
ブラケットカバーの先端をめくると、調整ネジがあった。
それを2mmのアーレンキーで回すらしいが、全く引っかからず、回すことが出来なかった(泣)
(写真撮り忘れた)
それが出来れば、更にクリアランスも確保できるのだが、残念だった。

仮止めして、この状態で軽く走ってみたが、全く問題なかったので、バーテープを巻いていくことにした。
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バーテープが巻かれた状態。
以前は、シフトやブレーキケーブルをバーテープの下に隠して巻いたのだが、それだとギヤ変速やブレーキの効き方が少し弱くなるので、ケーブルはむき出しの状態で妥協。
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横からの状態。
ハンドルとブレーキレバー間のクリアランスはしっかり確保できているので、ブレーキはしっかり効く。
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全体的にはこんな感じ。
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軽く近くを走ってみたが、やはりブルホーン化することで、ギヤ変速やブレーキ操作は格段に楽になった。
ハンドルのすぐ下にブレーキレバーがあるというのは、安心感がある。

シフトケーブルやブレーキケーブルの長さは何も変えていないので、もしこの状態で飽きたら、「リリーフバー」や「ドロップハンドル」に変更することも容易だ(微笑)
来週、テスト走行兼ねてポタリングしてみようと思う。
posted by 還暦ポタ at 13:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 改造