当ブログには、4月9日の「奈良井宿編」と4月10日の「松本市内編」の2回に分けて投稿する。
出かけるにあたって、先月末の投稿記事のように3つのシナリオを考えた。
結局、シナリオ3の「雨天の場合は、電車利用と観光地はすべて徒歩」を選ぶことにした。
出発前に観光地の天気予報を調べたら、10日は雲行きが怪しい感じだった。
リュックに着替えの衣類などの荷物を背負いつつ、自転車輪行で出かけたものの雨で走れないでは、余計な荷物になるだけなので輪行は選択肢から消えた。
川口から奈良井までの電車で4時間ちょっとかかる。
「特急あずさ」には、立川〜塩尻間を約2時間乗車した。
塩尻駅に到着。
塩尻はぶどうの産地で、駅ホームにはぶどう棚がある。


塩尻から中央西線に乗り換えて、奈良井駅には11時12分に到着した。

奈良井宿は、江戸時代、中山道で最も栄えた日本最長の宿場町として知られている。
全国に126地区ある「重要伝統的建築物群保存地区(重伝建)」に選定されている。

ゆっくり歩いていくと、まさに江戸時代にタイムスリップしたような街並みが現れた。

日本人よりも外国の観光客を多く見かけた。
奈良井宿は、漆器(しっき)の産地としても有名である。

更に歩いていくと、なんと道路の舗装工事のため通行止めになっていた。
「えぇ〜なんで!」と心のなかで叫んでしまった。

他の観光客からも悲痛な叫びが聞こえてきた。
迂回を案内する人が、ちょっと無愛想で面倒くさそうに対応していたせいか、中国人(日本語話せる)と思われる観光客が切れて大声上げていた!
迂回して元の道に戻り、更に歩いていくと道の進行方向を曲がる箇所に来た。
道の先を見えなくすることで、外敵からの侵入を防ぐ目的があったわけだ。

更に歩いていく。

奈良井宿には、このような水場をところどころで見かける。
旅人の喉を潤すためのものでもあるだろうが、木造の燃えやすい建物が連なっているので、防火設備として造られていたようだ。

「鎮神社(しずめじんじゃ)」に到着。
1618年に奈良井宿で疫病が流行り、これを鎮めるために千葉県から神様を招きおまつりしたようだ。

スペイン語を話す外国の観光客が私の参拝しているところをスマホで動画の撮影していた。
私の参拝が終わってから、「二拝二拍手一拝」を身振りで示していたので、私は笑顔と親指で「Good !」(微笑)

その後、駅への戻りで迂回路を歩いていたら、SL機関車が見えたので近くまで歩いた。

1955年から18年間、木曽路で活躍していたようだ。
中央西線と平行に流れる「奈良井川」沿いを奈良井駅方面に歩いていくと「木曽の大橋」が見えてきた。

総檜造りの太鼓橋。


ヒノキを巧みに組み上げて造られたアーチがとても芸術的だ。

奈良井駅から13時25分の松本行きで松本駅に14時14分に到着した。

この日の宿は松本市内に予約してあった。
送迎バスの時間まで、少し松本市内を散策した。
この続きは、次の「松本市内編」で!
観光に良い季節になってきたので、諸処紹介してください。
>旅の距離がどんどん伸びてますね!
そ、そうかもしれないですね(微笑)
Google Mapを見ているうちに、この辺に行きたいなぁ〜と思って調べているうちに計画しました。
暖かくなると、出かけたくなる気持ちが強くなります。
今年の桜は、開花してからの冷え込みもあり長く楽しめてますね〜
「Google Mapを見ているうちに・・・・」
その好奇心がシニアには大切かと思います(^^♪
鉄道利用の輪行旅もいいですよね!
無理したくなければレンタサイクルという方法もありますし〜
そうなんです。
年齢とともに体力は低下しますので、無理な旅は疲れたり、場合によっては体の何処かにトラブルを生じたりします。
輪行旅にこだわる必要はないな!って感じています。
今は、主要都市ならレンタサイクル(シェアサイクル)も充実しているので、それも選択肢にいれるのがいいかな?って思います。