それが届いた。まさに変形ハンドルだ!

先端から先端までの長さが「620mm」と長い。
短くカット出来るように、先端に目盛りが付いていた。
ちなみに、長さ600mmを超える長さのハンドルでは歩道を走っては行けないことになっている。

「STI」を取り付ける位置には滑り止めが施されていた。

交換前のブルホーン化されている状態。

バーテープを解いて、早速交換してみた。

この状態で軽く走ってみた。
ハンドル長620mmは、すごく長く感じたので、左右30mmずつカットすることにした。
これにより、長さ560mmになった。

STIの位置を決めて、バーテープを巻いてみた。

通常握る位置はこの辺になると思われる。

でも、この辺の位置で運転した場合、指がシフターの変速部分に当たってしまい、咄嗟の時にブレーキを引きにくくなる。

いろいろSTIの位置を替えたり、ハンドルの向きを替えたりしているうちに、なぜこのハンドルの長さが620mmと長いのかが理解できた。
それは極力、手の位置はブレーキレバーから離れたところに置くことで、操作しやすいように設計されているように思われた。
そうなると左右30mmずつカットしてしまったのは、STIの位置決めを難しくしてしまったか!(泣)
その後、何度か家の周りをテスト走行してSTIの位置を何度も変更して、下記の位置に落ち着いた。
バーテープのままだと手が痛くなりそうなので、今までクロスバイクで使っていた「幅9cmのエルゴグリップ」を付けた。

また、冬用の手袋をはめて運転することを想定して位置を決めた。

レバーがハンドルより、斜め下へ向くようにすることで、指が入る隙間を確保できた。

咄嗟の時のブレーキングも出来るし、ギヤ変速も全く問題ない。

ここを握っても操作できるし、

更に深く握っても問題ない。

全体はこんな感じ。いい感じになった!
一見、クロスバイクに見える。

自分好みの配置を求めるまでは悪戦苦闘したが、最終的に快適な運転ができる状態になったと思う。
またもし、このハンドルに飽きても、元のブルホーンハンドルやドロップハンドルに戻すことも出来るのはすごくいい。
ドロップハンドルに飽きた人や慣れない人、また交通量の多い道を走る人には、お勧めのハンドルと思われる。