ところで、数日前にGoogle Mapを眺めていた時、「としまえん」の跡地はどうなっているのだろう?と気になった。
としまえんは、池袋から電車で20分程だったので川口からも近く、子供が小さい頃はよく出かけたのだが、2020年8月で閉園した。
そして、今年の夏にワーナーブラザースの「スタジオツアー東京」という「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」の世界観を楽しめる施設ができるようだ。
ということで、近くまで出かけてみることにした。
「としまえん」のあったところは、写真のように工事中だった。
そして、石神井川をはさんで北側に「スタジオツアー東京」が出来て、南側には「練馬城址公園」ができるようだ。
石神井川の北側にスタジオツアー東京。
赤い矢印のところは「豊島園駅入口」。
完成したら、また来てみよう。
その後、すぐ近くの「練馬区立向山庭園」に出かけた。
練馬区立向山庭園は、敷地は広くはないが、高低差をうまく利用した庭園と茶室がある。
もしかしたら、梅が咲いているかも?と期待したが、残念ながらまだ早かった。
梅の木。まだつぼみ状態だった。
その後、「中野区立江古田の森公園」へ寄って、用意した昼食をとった。
江古田の森公園は、大正時代には結核療養所中野病院が開設され、その病院の廃止後に造られた公園のようだ。樹木が多い広い公園である。
次に、「哲学堂公園」へ向かった。
哲学堂公園は哲学者で哲学館(現東洋大学)の創立者「井上円了(いのうえ えんりょう)」博士によって、精神修養の場として創設された。
哲学をテーマにした公園は世界に唯一のもののようだ。
前から存在は知っていたが、中に入ったのは今回が初めてである。
「哲理門(妖怪門)」。
妖怪?哲学と関係があるのだろうか?なんだか怪しげな感じ?
ひときわ目立つ赤い建物「六賢臺(ろくけんだい)」。
東洋の六賢人として、「聖徳太子」「菅原道真」、中国の「荘子」「朱子」、インドの「龍樹」「釈昆羅」を祀っているようだ。
「四聖堂」
「孔子」「釈迦」「ソクラテス」「カント」の「四哲人」を祀っているようだ。
「絶對城(ぜったいじょう)對は対」
図書館である。万巻の書物を読みつくすことは絶対の妙境に到達する道程であって、哲学界の万象はこの読書堂にありとしてこの名があるようだ。
「宇宙館」
宇宙館が哲学上の講話や講習会を開催するための講義室。
「三学亭」
日本古来の三道(神道・儒道・仏道)の碩学(平田篤胤・林羅山・釈凝然)の石額を奉崇。
広い庭園もあった。
う〜ん、哲学は深い!
さて、その後久しぶりに「トキワ荘マンガミュージアム」に寄ってみた。
ここに来たのは今回で3度目である。
日曜日で暖かくいい天気なのに、トキワ荘の中に入る人はわずかだった。
その後、更に他所へ出かけるつもりだったが、仕事の連絡が入り、急遽帰宅することになった。
この日の走行距離は、33km程だった。
久しぶりのポタリングは快適だった。
また暖かくなったら、積極的に出かけるつもりだ。
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