2019年10月30日

自転車アプリ「Openrider」を試用

当方は毎回、自転車のハンドルに取付けているスマホホルダーにスマホをセットして、自転車アプリを起動しながらポタリングしている。
今まで利用してきた自転車アプリ「Runtastic Road Bike」が開発をやめてしまったため、代替アプリを物色する必要があった。
それについては、2019年09月28日に投稿した。

また、2019年09月30日に投稿記事の「バイクコンピュータ」も使ってみて、シンプルで悪くはなかったのだが、地図画面と走行距離・時速などの画面が分離しているため、それらの情報を確認するのに、画面をタップして切り替える必要があるので、その点は不便に感じた。

そこで、10月27日にポタリングした際に、「Openrider」というアプリを試してみた。
結論から言うと、Good!だった。

メーターの画面
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地図中心で走行距離やスピード等も表示される画面
(主にこの画面を利用)
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走行記録を確認出来る
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GPXファイルに保存可能
GPXファイルとは、自転車や登山などの走行記録・登山ルートなどのGPSで記録したデータを、それらを利用出来るアプリ間相互でデータを交換するために考案された形式なので、Google Mapにも取り込みが可能になる。
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当方の自転車アプリで欲しい機能は、第一に地図表示であり、次に走行距離、時速はおまけで、走行後にルートの軌跡を確認出来ればいいな?ぐらいなので、走行データのアップロードや他からのデータの運用は全く考えていない。

まして、スピードを競って走ることもないので、ケイデンス(ペダルを回す速さ、1分間のクランク回転数)といった情報は全く必要ない。
要は、使う人が必要としている情報がわかればいいわけで、それに対応しているアプリを利用すればいいのだと思う。

今回、このアプリを利用してみて気に入った点は下記の2点。
(1) 無料アプリなのに広告がほどんどない。
(2) 通信データ量が少ない。

特に、通信データ量については、今回あえて休憩中(昼食や小休止など)も動作させてみて、どの程度使うことになるかを計測してみた。
4時間程の起動しっぱなしで「30MB」程の通信量だったので、かなり少なめだと思われる。
(当方が利用している「イオンモバイル」のサイトで日々の通信量を確認出来る)

参考に、「YouTube」の動画をHQ360pの画質で5分程スマホで再生させると、「27MB」のデータ量を消費する。(詳しくは、このサイトを参照

1時間動画を見たら、330MB程消費してしまうようだ。
それを毎日1ヶ月続けたら、9.7GB消費してしまう。
YouTube好きな人は、自宅でプロバイダー契約をして、Wi-Fi環境にした下で、楽しむようにしないと、携帯の料金が跳ね上がってしまう。

話を戻すが、このアプリのバッテリーの消耗については、他の自転車アプリとあまり変わらなかった。

尚、「Runtastic Road Bike」が開発終了後、「adidas Running」というアプリが提供されている。
メインは、ランニングやウォーキング主体のアプリのようだが、サイクリングにも利用出来るようなので、インストールしてみたところ、Runtastic Road Bikeと画面表示も似ており、過去の走行データも記録されていた。

更に、利用者の口コミによると、「Runtastic Road Bike Pro(有料版)」ユーザーの場合、広告は出ないし、機能も最大限に使えるようなことが書かれていたので、近いうちに「adidas Running」も合せて利用してみようと思う。

ということで、今後も自転車アプリで自分に適したものを模索していくことになるだろう。
posted by 還暦ポタ at 11:11| 情報