2024年07月23日

SORAに戻したクロスバイク

タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノー・プラチナライト8(以下; プラ8)」の改造をしたことは、前回このブログに投稿した。
プラ8には、我がクロスバイクに付けていたリアディレイラーの「SORA」を導入し、クロスバイクには「アルタス」を導入した。
2024072301.jpg

リアディレイラーをアルタスに変更して、思ったところへギヤ変速は出来るのだが、変速をする時に「シフトレバー」をしっかり深くつままないと、変速してくれない時がある。
SORAの時は、軽くつまめば変速してくれたので、その違いに違和感がある。
慣れの問題かもしれないが、どうもしっくり来ない。

また、このアルタスはGSタイプなので「ガイドゲージ」が長い。
2024072302.jpg
そのせいもあり、チェーンがディレイラーを通る道筋が長くなるため、ショートゲージのSSタイプに比べると、漕ぎ出しが重く感じる。
9速のスプロケットが「11-28」なので、やはりSSの方が適していると思われる。

やはりSORAの方が良かったなと感じて、アマゾンでの価格を調べてみたら、4,099円だった。
以前は、3千円台で買えたのに、今は高くなっている。
「シマノ リアディレイラー RD-R3000-SS」

メルカリで調べてみたら、もちろん新品ではないが2,000円から出品されていた。
考えてみたら、プラ8に導入したSORAも2018年にメルカリで2,000円で購入した物だった。
そこで今回もメルカリで購入(2,000円)することにした。
そして、それが本日届いた。
2024072303.jpg
細かい傷や汚れはあったが、しっかりクリーニングしてからクロスバイクに取り付けた。

調整をしてギヤ変速をしたら、やはりSORAだ。
慣れた感触で気持ちよく変速してくれた。
これで、クロスバイクは元に戻った感じだ。
2024072304.jpg

最近は、メンテナンスや改造ばかりで、しばらくまともなポタリングが出来ない(泣)。
先程TVで日中の路面の温度を測っているシーンが放映されていた。
なんと、路面の温度は60度を超えていた。
そんな暑いところを自転車で走ったら、路面からの照り返しを受けて、熱中症になりやすくなるだろう。
また、タイヤにも負担がかかり、パンクしやすくなるだろう。
いつになったら走れるのだろうか?
posted by 還暦ポタ at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 改造

2024年07月19日

「ルノー・プラチナライト8」改造完了

輪行時に乗っている、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノー・プラチナライト8(以下; プラ8)」の改造を始めた。

まずは、購入したホイールに手持ちの「11-28」の8速用スプロケットを装着した。
ホイールは11速対応の物なので、8速用スプロケットの場合は、赤い矢印のような「1.85mmのスペーサー」を入れた。
2024071901.jpg

スプロケットがホイールに付いた状態。
2024071902.jpg

元のホイールからタイヤとチューブを外して、新しいホイールにはめてプラ8に装着させた。
チェーンはそのまま使い、リアディレイラー(後ろの変速機)も元々付いていた7速用の物で変速調整をすることにした。
ちなみに、元々付いていた7速用のリアディレイラー(以下;7速ターニー)は下記の製品。
「RD-FT35A TOURNEY」

また、装着した8速用スプロケットの構成は下記の通り。
8速:11-13-15-17-19-21-24-28

元々付いていた7速用スプロケットは下記の構成だった。
7速:11-13-15-18-21-24-28

これなら、なんとか引けるだろうと思ったが、さすがに7速ターニーで、8速を引くのは調整が難しかった。
でも、最終的に引くことが出来た。それで、軽く走ってみた。
2024071903.jpg

しかし、一番大きなギヤに入ると、スプロケットのギヤと「プーリー(小さなギヤ)」が当たって、チェーンが外れることがあった。
2024071904.jpg
この7速ターニーには「Bテンションアジャストボルト」が付いていないので、その隙間の調整が出来ない。
その後もいろいろ調整したが、やはり不安定だったので、7速ターニーを使うことを諦めた。

では、使っていない「9速用のリアディレイラー(アルタス)」を採用することにするか?と思ったが、GSタイプなので「ガイドゲージ」の部分が長く変速中に地面に接触してしまうだろう。
下記は、タイヤを装着する前に試しに付けてみた状態。
2024071905.jpg

そこで、クロスバイクに付けている9速用リアディレイラーの「SORA」を使うことにした。
クロスバイクから、SORAを外して、プラ8に付けて調整してみた。
2024071906.jpg

SORAに替えたら、全く問題なくスムースに変速するし、チェーン落ちもなかった。
また、変速中に地面に接触する心配もなかった。
2024071907.jpg

シフターは、以前クロスバイクで使っていた8速用のブレーキレバーと一体型シフター(ST-M310)。
2024071908.jpg

全体のシルエットはこんな感じ。
2024071909.jpg

重さを比較してみた。
メーカー公表の重量:8.8kg(ペダル、スタンドを除く)
改造前の重量:9.4kg(ペダル、スタンド、スマホホルダー、ベル、バックミラーが付いた状態)
改造後の重量:9.1kg(ペダル、スタンド、スマホホルダー、ベル、バックミラーが付いた状態)

メーカー公表の重量からは重いが、ペダルやスタンドを加えたら、改造後の重量とトントンではなかろうか?
新たに交換したホイールは、オリジナルより軽く、転がりもいいので、家の周りを少し走っただけでも、漕ぎ出しが軽く感じた。
輪行するのが楽しみになった。
その前に、軽く近場をテスト走行しておく必要はあるが、この暑さなので、いつになるかな?

ところで、SORAって、ロードバイク用のコンポーネント(部品)では?と思われるだろう。
普通は、シマノのロードバイク向けで9速用の「STI(変速機)」「チェーンリンク」「スプロケット」「ディレイラー」といったような組み合わせで使われる。
対して、クロスバイクなどは「MTBコンポーネント(マウンテンバイク用)」が用意されている。
アルタスやディオーレがそれにあたる。

つまり、シマノの推奨する構成を私は長年破ってロードとMTBのコンポーネントを混じって使ってきている。もちろん、それを知った上で使ってきたのだが、今まで全く問題なく、むしろ快適だった。

さぁ、SORAが外されたクロスバイクには、本来のMTB用の9速用のリアディレイラー(アルタス)をつけることにしよう!
posted by 還暦ポタ at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 改造

2024年07月16日

「ルノー・プラチナライト8」改造計画

今日も朝から雨模様。明日も雨の予報。
こんな時は、やはりエアコンの効いた室内で好きな音楽を聞きながら自転車のメンテナンスだな!(微笑)。

さて、輪行時に乗っている、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノー・プラチナライト8(以下; プラ8)」を改造することにした。
詳しいスペックは下記の通り。
https://www.gic-bike.com/renault/lineup/platinum_light8.html

プラ8を購入したのは、2022年5月であるが、今まで輪行で14回利用した。
16インチなので、折りたたんで輪行袋に入れるとコンパクトになり、電車の中で他の客に迷惑になるようなことはないが、重さ8.8kg(カタログ値)は、駅構内を担いで歩くには結構重く感じる。

さて、今まで特に大きな問題もなく快適に走行も出来たのだが、購入当初から、運転中にチェーンがスプロケット(ギヤ)と噛み合う「チャリチャリする異音」があって、それが最近気になるようになってきた。
これについては、ディレイラーの調整やクリーニングなどではどうにもならなかった。
プラ8の所有者の多くに同じように悩ませている問題のようだ。
2024071601.jpg
この原因は、「ボスフリースプロケット」の特有のもので起きるのか?
それとも、ホイールのバランスが悪いのか?

現在の状態。スプロケットが揺れているのがわかる。
(解像度はかなり下げている)


それで、ロードバイクやクロスバイクの8速以上に採用されている、「カセット式スプロケット」が装着できるホイールに交換することにした。
「JKLapin 16インチ305 V製動ホイール折りたたみ自転車」

私が購入した時は、12,800円だったが、今は13,800円になっている。
円安のせいだろう。
そして、本日届いた。
2024071602.jpg
重さを測ったら、前輪が425g、後輪が560gだった。
このホイールを活かすために、それに対応出来るパーツが必要になる。

まずは、このホイールに装着させるカセット式スプロケット。
手元に使っていないスプロケットが2つあるので、とりあえず新たな物は購入せずに、下記のいずれかを装着するつもり。
左は、クロスバイクを購入した時に付いていた「11-32」の8速用の物。
右は、同じくクロスバイクで使った「11-28」の8速用の物。
2024071603.jpg

次は、8速用のシフター(ST-M310)。
これも以前クロスバイクで使っていた物。
ブレーキレバーと一体型なので、ハンドルバーに少ないスペースで装着できる。
折りたたみ自転車向きかもしれない。
2024071604.jpg

そして、9速用のリアディレイラー(アルタス)。
2024071605.jpg
これは、「GS」タイプなので最大歯数「34」まで引けるので、「11-32」のスプロケットを装着する場合は、このディレイラーを使うことになるが、最大歯数「30」まで引ける「SS」と比べるとサイズが大きい。
それにタイヤは16インチなので、あまり大きいと地面に接地しまう。
この辺も実際に装着してどうなのかを試してみようと思う。
なお、スプロケットは8速だが、9速用のリアディレイラーでも問題ないと思われる。

また、プラ8には7速用のリアディレイラー(ターニー)が付いている。
7速用だが、8速のスプロケットが引けるかもしれないので、それも確認するつもり。

ということで、改造する準備は整ったので、近い内に実行するつもり。
posted by 還暦ポタ at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 改造

2024年07月12日

「キングダム 大将軍の帰還」観た

公式サイトは下記。
「キングダム 大将軍の帰還
2024071201.jpg

原作は「原泰久」による漫画であるが、今回の映画は第4作目。
主なキャストは下記の通り。

信(しん 秦軍飛信隊隊長):山崎賢人
王騎(おうき 秦軍総大将):大沢たかお
嬴政(えいせい 秦国大王):吉沢亮
龐煖(ほうけん 趙国軍大将 武神):吉川晃司
李牧(りぼく 趙国宰相):小栗旬
羌瘣(きょうかい 飛信隊副長):清野菜名
河了貂(かりょうてん 将来の飛信隊の軍師):橋本環奈
楊端和(ようたんわ 秦軍山民族の女王):長澤まさみ
昌文君(しょうぶんくん 秦国大王を支える文官):嶋政宏
摎(きょう 秦六大将軍の一人、王騎の将来の妻):新木優子

2024071202.jpg
ストーリーは、前作の流れからそのまま続く。
そして、一番の山場は「王騎」と彼の将来の妻になるはずの「摎」の命を奪った「龐煖」との因縁の戦いだ。
この二人の戦闘シーンには、あまりの迫力に度肝を抜かれた。
このシーンだけでも、この映画を見る価値がある。

また、「信」と同郷の「尾兄弟」との深い絆や、王騎が信に「将軍の見る景色」を伝えて自らの「矛」を託すシーンは感動するシーンだ。
今回の映画は今までのシリーズで一番の出来ではないだろうか?

ネタバレになるので、あまり詳しいことは書きたくない。
今回のは是非映画館で見るのが一番だ。

なお、原作のコミックスでは72巻まで発表されているが、今回の映画は14〜16巻あたりの内容で、アニメではシーズン1のエピソード30〜38あたりが話になっている。
今回の映画が「最終章」となっているが、更に続編をやってほしいと期待したい。
posted by 還暦ポタ at 14:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2024年07月04日

スプロケ等のクリーニング、メンテ

とうに梅雨入りしているのに、30度を超える真夏日が多く、今日などは35度を超える猛暑日になりそうな危険な暑さだ。
無理な外出は体に負担がかかるので、こんな時期はエアコンの効いた室内で好きな音楽を聞きながら自転車のメンテナンスをするのがいい。

今、家には、クロスバイク、ロードバイク、16インチ折りたたみ、20インチ折りたたみ、の4台の自転車がある。
先週近場までロードバイクを乗ったのだが、その際チェーンの具合が良くなかったので、まずはロードバイクのメンテナンスからすることにした。

私のロードバイクは、去年8月に義弟から貰ったもので、義弟は2016年に購入した物と思われる。
購入してから、チェーンの交換はされてないようなので、新しいチェーンへの交換もすることにした。

まずは、「スプロケット」がかなり汚れているので、クリーニングすることにした。
スプロケットは、ロー側(大きいギヤ)の3枚が固定されており、残りの8枚はバラバラになるタイプである。
2024070401.jpg

今回もクリーニングには、最初に「超音波洗浄機」を使った。
2024070402.jpg

洗浄中、この際ハブもクリーニングして、グリスアップもやってしまおう!と思った。
ところが、今まで過去に経験した、クロスバイクや16インチの折りたたみ自転車のハブの構造とは違った。
2024070403.jpg
自分が所有しているレンチなどの工具を用意したが、どの工具も使えそうもない。
レンチが引っかかる溝が全くない。
それでネットで調べてみたら、手で強くつまんで引っ張れば外れるようだった。

外れた! マ、マジで!
2024070404.jpg
更に分解して、ボールベアリングを外してグリスアップも考えたが、構造が今までの物と異なるため、クリーニングだけにした。

きれいになったスプロケットをホイールに戻した状態。
2024070405.jpg

次に、この「ディレイラーハンガー直付けゲージ 歪み測定・調整ツール(以下;調整ツール)」を使って、調整をする。
2024070406.jpg

「ディレイラーハンガー」って何?
下記の写真のようなもので、リアのディレイラー(変速機)とフレームをつなぐ部品である。
2024070407.jpg

まずは、ホイールの下を調整ツールで合わせて位置決めする。
2024070408.jpg

次に、ホイールの上で調整ツールを下で合わせた位置と比較をする。
隙間があるぞ!
これは、ディレイラーハンガーが曲がっているということだ。
2024070409.jpg

調整ルールでその隙間分を調整したら、上下の歪みがなくなった。
2024070410.jpg
水平方向でも同じことをして調整した。
詳しい使い方は「ディレイラーハンガー調整」で検索されたし。

このあとは、新しいチェーンをはめるだけだ。
2024070411.jpg

次に、クロスバイクもメンテナンスした。
こちらもスプロケットとチェーンが黒く汚れている。
2024070412.jpg

ロードバイクでやったように、最初に音波洗浄機でスプロケットとチェーンをクリーニングした後、ボロキレを使って手で細かいところなどをクリーニングした。

クリーニングが終わって、元に戻した状態。
う〜ん、きれいになった!
2024070413.jpg

続いて、16インチの折りたたみ自転車もメンテナンスしようと思ったが、こちらは近い内に改造する計画がある。
そのための注文した「ある物」が届くのを待っている。
到着予定は月末になるので、それ以後に作業をするつもりである。
楽しみだ。
posted by 還暦ポタ at 11:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 改造