すでにネットなどのニュースで目にした方は多いと思う。
自転車の話ではないが、日記としてブログに残しておこうと思う。
「1972年に盗まれて以降、行方がわからなくなっていた、ザ・ビートルズのポール・マッカートニー(以下;ポール)のベースギター(ヘフナー500/1)が、51年ぶりに本人の手元に戻ってきた。」
ビートルズファンの私は、飛び上がる思いでこのニュースにかじりついた。
そのベースは、バイオリンに似た外観で、ポールが使用するようになって、ドイツのヘフナー社の業績は飛躍的に拡大した。
ポールは、1961年にドイツ・ハンブルグで30ポンド(現在のレートで約5,670円)で購入したようだ。
ポールは、リヴァプールの「キャヴァーン・クラブ」や「アビーロード・スタジオ」で使用し、「ラブ・ミー・ドゥ」や「シー・ラブズ・ユー」「ツイスト&シャウト」などの初期のヒット曲でも使用され、ロンドンで「ゲット・バック/レット・イット・ビー」のレコーディングの際に紛失、以来その行方は知られていなかった。
1966年のインタビューで「いまではヘフナー社のヴァイオリン型ベースを3本持っている。でも最初に手に入れたものが一番のお気に入りなんだ」と語っているほど、ポールにとって特別な1本だったという。
そのベースは、単なる楽器としてではなく、ゴッホやピカソのような存在価値があるとヘフナー社のエクゼクティブマネージャーは言っており、このベースの現在の価値は1000万ポンド(日本円にして約19億円)になり、実際売り出されたら、それ以上の値段になる見込みのようだ。
ヘフナーのベース=ポール・マッカートニーと言っても過言ではないし、音楽の歴史と言ってもいい。
ぜひ、ポールにはそのベースを使ってステージなどでビートルズ時代の曲を披露して欲しい。
もしくは、そのベースで新曲を披露して欲しい。
しかし、50年以上も経って、よく出てきたものだ。