すでに、ニュースにもなっていることであるが、ブログに日記として残しておこうと思って投稿することにした。
11月2日に「The Beatles」(以下;ビートルズ)が最後の新曲「Now and Then」を発表し、YouTubeなどでも配信された。
The Beatles - Now And Then (Official Music Video)
私は、とても楽しみにしていた。
聞いて鳥肌がたち、涙が出てきた。
ところで、ビートルズってメンバー4人の内、ジョン・レノン(以下;ジョン)とジョージ・ハリスン(以下;ジョージ)の2名は亡くなっているから、新曲っておかしいのでは?と思われるはず。
1980年にジョンは亡くなったのだが、1970年代の後半に数曲をデモテープに残していた。
それを、妻の「オノ・ヨーコ」が残りの3人のメンバーである「ポール・マッカートニー」(以下;ポール)、リンゴ・スター(以下;リンゴ)、ジョージに託した。
それで、生前のジョンの歌声に3人が演奏を加えて制作して、1995年には「Free as a Bird」、1996年に「Real Love」を新曲として発表した。
「Free as a Bird」
「Real Love」
「Now and Then」も3人が演奏を加えたものの、デモテープの音質が悪く、ジョンのボーカルとピアノ演奏の音を分離することが当時の技術では不可能だったため完成させることが出来なかった。
また、2001年にはジョージが癌で亡くなってしまったため、一旦お蔵入りすることになった。
月日が経って、AIの力を借りてデモテープからジョンの声を抽出することが可能になった。
ジョージの当時のギター音源も加わり、リンゴがドラムを叩き、ポールがハモリ、ベースやギターを弾き、出来上がった。
まさに、時空を超えてメンバー4人の絆を感じられる曲である。
さて、ここからは話が少しずれるが、私はロックやポップスを好んで聴いている。
中学生ぐらいまでは、クラシック音楽を中心に聴いていた。
高校生になってからは、ラジオの深夜放送をよく聞いていて、その当時流れてくるロックやポップスに魅了された。
特に、ポール・マッカートニーが結成したバンド「ウィングス」の「JET」や「Band On The Run」が気に入って、シングルレコードを買ったほど好んで聴いた。
そして、ポール・マッカートニーが、元ビートルズのメンバーだということを、その時に初めて知った。
今思うと、ウソみたいな話だ。
そして、当然のようにビートルズに興味を持つようになり、ビートルズや解散後の各メンバーのレコードを買い漁って、毎日のように聴いていた。
必然的に、ギターもやるようになり、ビートルズの曲のカバーもやったりした。
その後は、更にロックにのめり込んで、ビートルズ以外も多く聞くようになった。
やがて、多くのロックを好んで聴いているうちに、しばらくビートルズを聴かなくなったのだが、2021年にドキュメンタリー映画「The Beatles:Get Back」が動画配信サービスの「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信された。
それを見るために、ディズニープラスに入会した。
そのことは、当ブログに2021年12月に投稿した。
The Beatles「Get Back」
その映画「The Beatles:Get Back」が配信されると、世界中でビートルズ旋風が起こり、私もビートルズ熱が高まった。
そして更に、先週最後のビートルズの新曲が発表されたことで、毎日頭の中でビートルズの曲が鳴り響いている状態だ(笑)。
それと、ビートルズの「赤盤」と「青盤」が最新リマスター音源でリリースされたようだ。
元々「赤盤」「青盤」は、1973年にレコードで発売されて、それらを私は持っていた(今はない)。
でも、今回のは追加で曲が増え全54曲をセレクトされたリマスター音源で・・・う〜〜ん、すごく悩ましいことだなぁ。
この発売は知らなかったことにしよう。
ビートルズ 赤盤 青盤 リマスター