2023年09月25日

輪行 渋沢栄一ゆかりの地巡り

今日、埼玉県深谷市まで輪行旅をしてきた。
旅のお供は、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノープラチナライト8(以下;プラ8)」。
久しぶりの登場である。

深谷市は、「渋沢栄一」の生誕地である。
川口駅から京浜東北線で浦和駅まで行き、浦和駅からは高崎線に乗って、深谷駅には8時45分頃到着した。
東海道線のどこかの踏切でのトラブルがあり、10分程遅れての到着だった。
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以前から、見たかった深谷駅舎。
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深谷市は「レンガの街」である。
東京駅が深谷市産のレンガを大量に用いている縁から、レンガの街をアピールする意味も込めて、深谷駅は1996年に東京駅を模したデザインへと改築された。
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輪行袋からプラ8を出して、組み立てて、まずは「七ツ梅酒造跡」へ向かった。
七ツ梅酒造は、「田中藤左衛門」が創業し、300年以上続いた歴史ある酒造の跡地である。
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中に入ったら、独特のレトロな雰囲気で、最初に「深谷シネマ」に目が止まった。
酒造を改装してできた映画館で、現在も営業している様子。
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他にも、レンガ作り体験などが出来る店もあった。
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その後、「日本煉瓦製造 旧事務所」へ走らせた。
途中、「唐沢川」沿いを少し走ったのだが、沿道に「キバナコスモス」がたくさん咲いていて、まるで歓迎してくれているようだった。
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そして、日本煉瓦製造の近くでは、「あかね通り」を走った。
車やオートバイは進入禁止である。
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日本煉瓦製造 旧事務所に到着したが、なんと休館だった。
あちゃ〜〜!(泣)月曜日は休館なのか?
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後で、他の場所で聞いたところ、最近は土日以外休館にしているとのこと。
今回出かけたコースでは、この場所だけが離れたところにあるので、ちょっと残念だった。

気を取り直して、次に「渋沢栄一記念館」へ出かけた。
途中、一面の田んぼを何度も見かけた。
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また、深谷といったら「ネギ」である。生産量は日本一である。
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渋沢栄一記念館に到着。
入館料は無料である。
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ここでは、渋沢栄一ゆかりの遺墨や資料や写真などが展示されており、渋沢栄一アンドロイドから講義を受けることが出来る。
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私が入館した時は、ガラガラで講義を受けることも出来たが、次が30分後になるとのことでパスした。
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その後、「旧渋沢邸(中の家 なかんち)」へ向かった。
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渋沢栄一が帰郷した際に滞在し、寝泊まりした場所である。
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渋沢栄一が寝泊まりした部屋。
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ここでも、渋沢栄一アンドロイドがいた。
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その後、「尾高惇忠生家」へ向かった。
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尾高惇忠は渋沢栄一の従兄であり、学問の師だった。
そして、その妹の「千代」は渋沢栄一の妻である。
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惇忠や栄一らが高崎城を乗っ取り・横浜外国商館焼き討ちしようと謀議した2階の部屋。
大河ドラマ「青天を衝け」のワンシーンを思い出した。
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その後、「誠之堂」と「清風亭」へ出かけた。
誠之堂は、渋沢栄一が初代頭取を務めた第一銀行の行員たちの出資により建築された。
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清風亭は、大正15年に当時第一銀行の頭取だった「佐々木勇之助」の古希を記念して建設された。
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その後、「岡部駅」を目指した。途中「中宿歴史公園」に立ち寄った。
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飛鳥時代の倉庫群の遺跡に整備された公園で、高床式倉庫が復元されている。
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また、池には1400年から3000年程前のハスの一種とされている「原始蓮」が一面に自生していた。
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岡部駅には、11時55分頃到着した。
岡部駅の近くには食事処が全くなかった。
電車の時刻表を見たら、12時16分の上りがあったので、急いでプラ8を輪行袋に収めた。
そして、川口駅には午後1時40分頃到着した。
プラ8を組み立てて、その後、レストラン「ガスト」へ向かった。
昨日、「すかいらーく」から「株主優待券(食事券)」が届いたからである。
ガストでゆっくり昼食を取ってから帰宅した。

この日の走行距離は、22km程だった。
朝、出発した際は、ちょっと寒く感じたが、徐々に気温も上がり、岡部駅に到着した時は、すごく暑かった。
でも、全体的に暑すぎず涼しい感じでポタリングすることが出来た。
何より、一面に続く田んぼや、のどかな川沿いの景色を楽しみながら走るのは、とても快適で心も洗われるような感覚だった。
また、渋沢栄一ゆかりの場所を回ることで、改めて渋沢栄一の偉大さも感じ取れた。
とても価値のある輪行旅だった。
posted by 還暦ポタ at 18:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 輪行

2023年09月24日

仕事帰りに浮間公園

今日午前中、北区赤羽北方面で仕事があった。
終わってから、「北区浮間公園」と「足立区都市農業公園」へ立ち寄って帰宅した。
今日は、久々にブルホーン化ロードで出かけた。

今日の天気や気温は、まさに秋晴れの晴天で、出かけた時の気温も23度程。
とても爽やかな気持ちで自転車を走らせることが出来た。

浮間公園の水車。
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家族連れで来園されている方が多かった。
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園内をゆっくり一周りして、公園の裏側へ回ったら、荒川の土手にたくさんの「ヒガンバナ(曼珠沙華 まんじゅしゃげ)」が咲いていた。
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その後、土手に上がり、河川敷に降りて荒川大橋まで走った。
すると、左のSTI(ギヤ変速機)がうまく作動しなかった。
義弟から預かった時は、全く動作しなかったのを、整備して直したつもりだったが・・・。
最小限の工具を持参していたので、ちょっと調整してみたら、何とか変速するようになった。
帰宅したら、しっかり調整するつもり。

その後、足立区都市農業公園へ向かった。
コスモスが河川敷に咲きはじめているかもしれないと思ったからだ。
でも、残念ながら、下記の状態だった。
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今年は暑さがまだまだ続くので、例年秋に咲く花も遅れるのかもしれない。

この日の走行距離は、23km程だった。
今日は、とても快適な陽気の中を走ることが出来た。
でも、明後日あたりから30度を超える真夏日になる予報だ。
明日も今日のような陽気なら、ポタリングしたいところだ。
posted by 還暦ポタ at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ポタリング

2023年09月17日

墓参りと近場のポタリング

先月のお盆の時、雨で墓参りに出かけることが出来なかった。
その後、行こう行こうと思いつつ、涼しくなったら出かけようと思って先延ばしになっていた。
でも、9月中旬になっても、いっこうに涼しくならず、毎日30度を超える真夏日が続いている。
今日、思い切って出かけてきた。
そして、近場も少しポタリングしてきた。

墓があるところは、自宅から片道7km程のところにあるので、いつも自転車で出かけている。
行く途中に、久しぶりに川口市鳩ヶ谷本町の「御成坂公園」へ出かけ、そこにある「からくり時計」を見てきた。
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平日は1日に5回、江戸時代の大名行列をイメージした人形による演出が繰り広げられるのだが、到着したのが2時50分程で、3時に開演されるので、それを待った。
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3時に扉が開いて、からくり人形が動き出した。
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その後、墓参りに出かけた。

墓参り後に、「赤山城趾」へ向かった。
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今の時期は、桜を見れる訳でも、紅葉を楽しめる訳でもないが、自然豊かなところなので、とても落ち着く場所である。
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鳥や熊のトピアリー
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竹林
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その後、「イイナパーク川口」に立ち寄った。
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ここは去年4月にオープンした。今日は広場でイベントが開催されていた。
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レストランの方も大勢のお客で賑わっていた。
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園内を歩いていて、湿度も高く暑すぎてクラクラしそうなので、長居せず立ち去った。
この日の走行距離は、16km程だった。

今日の走った距離は少なく、先日の夜の東京タワー方面へ出かけた時と比べて、距離は3分の1程度にもかかわらず、すごく疲れた。
坂のアップダウンの多いところを走ったせいもあるが、暑すぎて走っているのがイヤになってきた。
やはり、暑い日の日中のポタリングは避けるべきだと感じた。
posted by 還暦ポタ at 17:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ポタリング

2023年09月15日

映画「ミステリと言う勿れ」見た

今日公開された映画「ミステリと言う勿れ」を見てきた。
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公式サイトは下記。
https://not-mystery-movie.jp/

キャストは下記の通り。
菅田将暉、原菜乃華、柴咲コウ、永山瑛太、松下洸平、町田啓太、松坂慶子、松嶋菜々子、伊藤沙莉、尾上松也 など。

原作は「田村由美」による漫画作品で、まずは2022年フジテレビ系でテレビドラマ化された。
ドラマでは全12話放映され、今年は映画化された。

変わり者の大学生の「久能整(くのう ととのう)」が、事件を解決していく。
その大学生を演じるのが「菅田将暉」。
私は、このドラマがとても好きで、去年見たTVドラマでは間違いなくナンバーワンである。

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映画のストーリーは、広島で印象派展を堪能した久能整が、女子高生の「狩集汐路(かりあつまりしおじ)」に突然声をかけられ、彼女を含めた4人の相続候補者による遺産騒動に巻き込まれてしまう。
そして、遺産相続に隠された真実には一族の闇と秘密があった。

「犬神家の一族」のような遺産相続か?と思いながら、久能整が謎を解いていく。
ダッフルコートを着て、モジャモジャ頭の久能整を演じる菅田将暉の容姿が、名作「雑居時代」の頃の「石立鉄男」を思い出させる。
テンポ良く話が進むので、原作の漫画やドラマを知らなくても楽しめる作品と思われる。

尚、ドラマの方は、動画配信サービスのAmazonやFODなどで有料だが視聴出来る。(昨日までは、TVerで無料視聴出来た。)

正直なところ、今回映画化された訳であるが、シーズン2としてドラマ化し、その中の1話として組んで欲しかった。
去年放映されたドラマの最終話では続編があるような終わり方だった。
そのため、きっとシーズン2として続きが放映されるのだろうな?と期待していた。
原作では、今現在13巻既刊されており、ドラマと映画以外のストーリーも充分あるので、ぜひ続編をドラマ化して欲しいものだ。
posted by 還暦ポタ at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年09月10日

東京タワー、増上寺など

2日前の台風が過ぎ去り、少しは気温も下がってくるかな?と思われたが、今日も真夏日。
でも、暑さのピークは過ぎたように思われたので、夕方軽くポタリングした。
久しぶりに「東京タワー」を見に行こうと思った。
自宅を午後4時20分頃出発した。
尚、今日はクロスバイクで出かけた。

本郷通りを通って、お茶の水方面へ。
「お茶ノ水橋」からのショット。
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お茶の水駅前の神田川では相変わらず工事中だった。

皇居外苑で「特別史跡 江戸城跡」の案内板で立ち止まった。
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「楠木正成像」が見えたからだ。
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楠木正成は、1331年、元弘の変で後醍醐天皇の鎌倉幕府討伐計画に参加し、河内赤坂城に兵を挙げた。一旦落城したものの、さらに1332年千早城に兵を挙げ幕府の大軍と戦い活躍した。
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桜田門の交差点付近で「米沢藩上杉家江戸藩邸跡」。
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「法務省旧本館赤レンガ棟」のところにある。

この建物は、明治政府が招聘したドイツ人建築家、ヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンが基本設計をし、明治28年に完成したドイツ・ネオバロック様式の洋館で、東京に唯一現存する明治時代の官庁建築だ。
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更に先へ進み、虎ノ門を過ぎ、「東京タワー」を目の前にした。
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真下から。
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たくさんの観光客がいた。
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その後、「増上寺」へ。
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空海の弟子・宗叡が武蔵国貝塚に建立した光明寺が増上寺の前身で、家康公から徳川家の菩提寺として選ばれて以来、「徳川将軍家墓所」には2代将軍秀忠公を始め6人の将軍やその親族が眠っている。
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「日比谷公園」へ。噴水広場で小休止。
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帰り道に秋葉原電気街へ。
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いつもの上野の噴水前を抜けて、京浜東北線沿いの道を走って、7時45分頃に帰宅した。
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この日の走行距離は、47km程だった。
今日は、クロスバイクで出かけたが、やはり交通量の多い一般道を走るには、機敏なギヤシフト、ブレーキ操作が出来るクロスバイクが適していると感じた。
posted by 還暦ポタ at 21:44| Comment(2) | TrackBack(0) | ポタリング