今日、以前より輪行で行きたいと思っていた「長瀞」へ行ってきた。
長瀞へは、45年程前に出かけたのが最後だ。
長瀞への目的は、天然記念物の「岩畳」と「長瀞 花の里」。
「長瀞 花の里」については、数日前にインスタグラムをながめていたら、ちょうどハナビシソウが見頃になっているようだったので、是非出かけたいと思っていた。
今回も旅のお供は、タイヤ16インチの折りたたみ自転車「ルノープラチナライト8(以下;プラ8)」。
今朝も早い時間の電車に乗って出かけた。
川口駅から大宮方面の電車で浦和駅まで乗った。
浦和駅6時2分の高崎行きの高崎線で熊谷駅まで乗った。
一ノ倉沢へ出かけた時に乗った同じ時間の電車だ。
熊谷駅には6時48分に到着した。
一旦、駅の外に出てから、急いで「秩父鉄道」に乗り換えた。
熊谷6時54分発に乗って、長瀞駅には7時41分に到着した。
プラ8を組み立ててから、まずは「岩畳」へ向かった。
岩畳までの道は、車や自転車の通行が禁止されているので、プラ8を脇に転がしながら歩いた。
岩畳までの街並み。昭和の香りがプンプンする。
「射的」の店があった。
よく温泉町などである感じの店。
アルバイト募集中!!女性60歳までのようだ(微笑)。
岩畳に到着。
手前の説明版によると、長瀞一帯は特殊な地形を間近に観察できることから、「地球の窓」とも呼ばれているようだ。
早い時間だったので、私以外には誰一人いなかった。
残念なのは、一昨日の大雨で川が濁っていた。
また、水嵩も少し高いようで、川の流れも早かった。
十分堪能できたので、「寳登山神社(ほどさんじんじゃ)」へ向かった。
寳登山神社は、「秩父神社」「三峯神社」とともに秩父三社と呼ばれているようだ。
拝殿の正面に見事な龍の彫刻。
その後、長瀞 花の里へ向かった。
8時45分頃に到着。
ネットでは、9時開園となっていたが、係員の人に尋ねたら、入っても大丈夫とのことで「協力金200円」を支払って入った。
一面のハナビシソウ。
ハナビシソウはカリフォルニア州の州花のようで、見頃になるのは5月から6月にかけてのようだ。
一昨日の大雨で少しダメージがあったかもしれないが、オレンジ色の見頃状態だった。
その後、長瀞駅周辺を少し散策し、「金石水管橋」を目指した。
車は通れず徒歩専用。自転車は押して歩いた。
橋の中央から。
川べりにはキャンプ場があって、それを楽しんでいる人と橋の上で挨拶した。
紅葉の時期だと絵になるような景色を楽しめるのだろう。
その後、秩父方面に向かった。
途中、トンネルの脇の「長瀞自然の道」を走った。
荒川沿いの山道のようで、登山ルートやハイキングルートにもなっているようだ。
長瀞の岩畳も上から覗けるが、崖の縁から覗くような感じになるので、ちょっと危ない。
道にはたくさんの枯葉や小枝が落ちており、一昨日の大雨の影響で水たまりもあって、歩くような速度でゆっくり走行した。
その後、「和銅遺跡」へ向かった。
和銅遺跡は、日本の初めての銭貨である和同開珎の元となる和銅の採掘跡地。
金運アップが期待出来そうなスポットなので、是非行こうと思っていたのだが、とんでもない激坂を登ることになった(写真には残さなかった)。
最初は普通のきつい上り坂だったが、途中から自転車を抱えて歩かないと厳しい道などもあり、本当にこの道で大丈夫?と思われるようなところを抜けていった。
写真の道は、比較的歩きやすい山道。
無事に「日本通貨発祥の地」の記念碑に到着。
ただ、ここが遺跡跡ではなく、遺跡跡はさらに上り坂を進むようで、自転車と一緒では無理なので断念した。
その後、「秩父神社」を目指した。
秩父神社に到着。
秩父鉄道の秩父駅から歩いて5〜6分程の場所にある。
参拝後、「秩父公園橋」へ向かった。
ケーブルがハープの弦のように見えるので「秩父ハープ橋」とも言われている。
TVなどで以前から知っていて、是非一度見てみたいと思っていた。
すごい迫力で、まさにハープのようだ。
夜になるとライトアップされるようだ。
おそらく今まで見た橋の中で、私の一番になった!(微笑)
これで今日の輪行旅は終わりにして、西武秩父駅から帰宅した。
今日は、30度を超える真夏日になったので、途中からかなり体が熱くつらくなる時もあったが、とても楽しい輪行旅だった。
走行距離は、31km程だった。
今回感じたこととして、今まで乗ったことのなかったローカル線が思いのほか楽しい。
電車から見る、田舎ののどかな風景や街並みもいいし、都心で乗る電車とは違って、ノスタルジック感がある。
ちょっとワクワクする気持ちにもなるし、自分の子供の頃のことなどを思い出すきっかけにもなる。
輪行旅、ますますハマりそうな感じだ。