2023年05月26日

輪行 谷川岳 一ノ倉沢〜土合駅〜沼田城址 後編

一ノ倉沢の後、「土合駅」を目指した。
途中、「土合砂防堰堤(どあいさぼうえんてい)」を通ったので立ち寄った。
ここは「湯檜曽川(ゆびそがわ)」に建設された群馬県で初めてのアーチ式堰堤とのこと。
トロントのナイヤガラの滝を思い出した。
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土合駅に到着。
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土合駅は上越線の水上駅から2つ先の駅で、下りホームが新清水トンネル内にあり、ホームから地上に出るまでに「486段の階段」を登って行かねばならないので、「日本一のモグラ駅」と呼ばれている。
最近では、駅の敷地内にアウトドアキャンプを満喫出来るグランピングがオープンした。
https://doaivillage.com/about/

中に入ってみた。
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下りホームは遥か先だ!
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ホームまで下りて、登ってくる元気はないので、ここまで登り切ったというシチュエーションで駅舎へ戻ってみる。

渡り廊下のようなところを歩く。
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とても駅とは思えない怪しげな雰囲気で、ドアには「お疲れさまでした」。
でも、更に143m先で24段登らねばならない。
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486段、登り切った!(の、つもり)
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実は、今回の輪行旅、土合駅まで電車で行き、この日本一のもぐら駅を体験した後に、一ノ倉沢へ向かうという計画も考えていた。
でも、とてもそんな体力はないのでパスした。
とりあえず、「見る」だけは出来たので、それで満足。

その後も、水上方面へ下って行った。

水上駅までの途中、いくつかキャンプ場があったが、車が通る度に音楽を奏でる「メロディーライン」があった。
スピード抑制の効果を狙っていると思われる。
自転車では・・メロディー奏でなかった。
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「ゆびその湯」
足湯を利用できる施設。
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お湯は熱過ぎず、ぬる過ぎずって感じだった。
ここで入ってしまうと、もう自転車こぎたくなくなるのでパスした。
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「湯檜曽橋(ゆびそはし)」。
橋脚が独特だったので自転車を停めた。
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「大穴スキー場の看板」
残念ながら、2019年で閉鎖したようだ。
かなり昔、父親に連れられて、ここでスキーをしたことがあるような?
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水上で何軒か目立つ廃墟化したホテルの建物。
ちょっと寂しさを感じた。
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水上駅近くに「SL転車台広場」の「D51」
水上駅では、SLが到着後、転車台広場でSLを方向転換する回転作業や整備作業を行なう様子を間近に見学することが出来るようだ。
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水上駅には11時15分頃戻った。
時間的にまだ早いので、駅3つ先の「沼田」まで下ることにした。
沼田城址(公園)を目指して、沼田から電車で帰るつもりだ。
水上駅から沼田駅までは、20km程で下りが主だろうから、大したことないだろうと、その時は思った。

ところが、沼田駅付近は平坦だが、それまではアップダウンの繰り返し。
傾斜はそれほど急な坂ばかりではないものの、繰り返し続くと、あのプラ8ではちょっと堪えた。

途中、水上駅と隣の駅である「上牧(かみもく)」の中間付近で、利根川にかかる「諏訪峡大橋」では「バンジージャンプ」が出来るようなので近くに行ってみた。
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1回目12,000円。同日2回目6,000円。
橋から下を覗いてみたら、お金もらってもやれないなと思った。
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今日の最後に沼田城址(公園)へ出かけたのだが、その道順はGoogle頼り。
沼田城址(公園)の位置は、山の頂上付近にあるが、Google Mapが指示する方向へ進んで行った。
車は一切通れない道で、かなりの急坂を自転車転がしながら歩いた。
道が途中から階段になってしまったので、自転車を抱えて登るハメになった。

上を見るとうんざりしてくる。
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下を見たら、こんなに高いところまで上って来たのか!
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肩で息して、額からは大量の汗。
沼田城址(公園)に着いた時は、クタクタでしばらくは動けなかった。
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「真田信之」像と「小松姫」像。
「真田丸」での「大泉洋」と「吉田羊」を思い出した。
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「鐘楼」
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「戦国無双」の真田信之と小松姫。
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その後、沼田駅へ行き、電車の時刻を調べたら30分後に上りの電車があるので、急いで帰り支度をした。これを逃すと、1時間半程待たねばならない。
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駅前や駅内には「赤いのぼり」が、ところどころに設置されていた。
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今回の輪行旅も内容の濃いものだった。
走行距離は、43km程だった。
事前に、出かけるコースに対して、いろいろなシナリオを検討した。
もし、土合駅まで電車で出かけて、そこからのスタートだったら、沼田はなかった。
やはり、約10kgの重量の自転車を抱えて、486段の階段を登った後に、プラ8でヒルクライムは自分には無理。
自分をいじめる必要はない。楽しい旅をしたいので、無謀なことは避けるべきだ。
沼田城址(公園)までの急坂の登りは想定外だったが、とても楽しい旅だった。
また、チャンスがあれば、紅葉の時期に出かけてみたい。
posted by 還暦ポタ at 11:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 輪行