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「木村拓哉」と「綾瀬はるか」の共演で「織田信長」と正室の「濃姫」の知られざる物語を描く、東映70周年を記念して製作された歴史大作である。
出演は、木村拓哉、綾瀬はるか、中谷美紀、伊藤英明、斎藤工など。
織田信長を題材とした作品であるし、出演者のほとんどが、結構好きな俳優ばかりなので、鑑賞するのを楽しみにしていた。
作品内容は、織田信長の生き様を現していくのではなく、信長と濃姫(帰蝶)とのラブストーリーだった。
特に、主演の木村拓哉と綾瀬はるかを始め、各務野(かがみの)役の中谷美紀の演技や表現力はさすがだった。
それと、「えっ?」と驚かされたのが徳川家康を演じた「斎藤工」。
また、総製作費20億円ということもあって、セットや衣装など全てが豪華で映像もとても綺麗だった。
なんせ、世界遺産や国宝、重要文化財を舞台にしているからすごいなんてものではない。
戦闘のシーンは、「桶狭間の戦い」や「長篠の戦い」などは省かれて、合戦が終わった後が映り出されるぐらいで、「比叡山焼き討ち」や「本能寺の変」で少し見られるだけだったが、殺陣はかなりリアルで迫力があった。
また、本能寺の変に「明智光秀」が謀反を起こす理由が「ほぅ〜そういうことか!」と。
そして、本能寺の変の終り方が、今まで織田信長に関連する数々の映画やドラマにはない演出で、こういう感じもあるか!って思い、すごく良かった。
尚、この辺のことはネタバレになるので、述べないことにする。
全体的に、見応えがあってすばらしい作品だった。
是非お勧めしたい。
ただ、あえて言うとすれば、168分という長い映画なので、途中トイレに立つ人が目立った。
ご覧になる方は、見る前に必ずトイレを済ますことをお勧めする(微笑)。
そうそう、下記は映画館に入場する時に頂いた「織田ちん袋」。
